出版社内容情報
DXの成功パターンを解明! MITの最新研究
■未来対応型のDXにはどのような成功パターンがあるのか、MITの著名学者たちが216社の事例を研究。UX(顧客体験)向上と業務運営効率改善という2つの側面から典型的な4つの成功パターンを導き、その特徴を分析する。
■4つの成功パターンとは、①ビジネス重視(業務運営効率を改善したうえで顧客体験を高める)②顧客重視(顧客体験を高めたうえで業務運営効率を改善する)③臨機応変(両方を漸進的に高める)④新組織立ち上げ(新会社設立のような非連続的方法で両方を高める)。
ケースとしては、ネットフリックス、オランダ最大の電気通信KPN、東南アジアで急成長するデジタル銀行として名高いDBS、エネルギーマネジメントのシュナイダーエレクトリックなどDXで有名な企業を取り上げる。
内容説明
自社に最適なDXの進め方がわかるMITの最新研究。満足度の高い顧客体験を実現。業務オペレーションの簡素化・自動化によるコスト削減。プラットフォーム構築で事業パートナーとの協業拡大。
目次
第1章 フューチャーレディ企業をつくる
第2章 フューチャーレディに向かう4つの変革経路
第3章 変革経路1―産業化先行アプローチ
第4章 変革経路2―顧客志向先行アプローチ
第5章 変革経路3―階段的アプローチ
第6章 変革経路4―組新織創設アプローチ
第7章 変革を主導する
著者等紹介
ウォーナー,ステファニー・L.[ウォーナー,ステファニーL.] [Woerner,Stephanie L.]
マサチューセッツ工科大学スローンスクールオブマネジメント情報システム研究センター(MIT CISR)のディレクターおよびリサーチサイエンティスト。企業がテクノロジーやデータを活用してより効率的なビジネスモデルをいかに構築すべきか、また関連する組織変革をいかにマネジメントすべきかを研究対象としている
ウェイル,ピーター[ウェイル,ピーター] [Weill,Peter]
MIT CISRの名誉議長であり非常勤のシニア・リサーチサイエンティスト。同センターでは、デジタル時代にいかに変革して成功するかを企業と連携して研究している。ジフ・デイビスからは「IT業界で最も影響力のある100人」で、学術界では最高位の24位に選出された。世界の50以上の企業の経営委員会や取締役会とデジタル化に関する課題に取り組んでいる
セバスチャン,イナ・M.[セバスチャン,イナM.] [Sebastian,Ina M.]
MIT CISRのリサーチサイエンティスト。2014年にMIT CISRに参加する前は、ハワイ大学で情報システムを中心とした国際経営学で博士号を取得。大学では、学際的医療チームの調整にデジタル技術が果たす役割について研究した。博士課程以前はサンフランシスコ・ベイエリアで業界アナスリトとして勤務していた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Omanuel_1776
Kei