出版社内容情報
F1ブームを巻き起こし、日本のモータースポーツを牽引――
日本人初のF1フルタイムドライバーを経て、レーシングチームの総監督。クールな語り口で、サーキットの臨場感たっぷりに来し方を振り返る言葉は、レースの未来、さらには人と車、車と社会の理想的な関係まで見通しています。
二輪、四輪と少年時代に車に魅入られ、プロの世界に身を投じるやたちまち頭角を現した中嶋さんが、いかにして「日本一、強い男」と呼ばれるまでになったか。カーレースは自動車メーカーの技術を試す場であると同時に、その先端技術に負けない身体能力、精神力がレーサーには求められます。まるで中嶋さんの身体の一部となった車はデリケートで繊細であり、モータースポーツの深遠さがひしひしと伝わってきます。
ロータスのチームメートとしてF1をともに走ったアイルトン・セナ、国内で死闘を演じた「日本一、速い男」星野一義さん、そして中嶋さんにとって大きな存在だった本田宗一郎さん……レースに、車に情熱を注いできた人たちとの交流秘話も満載です。
内容説明
日本人初のF1フルタイムドライバーを経て、レーシングチームの総監督。クールな語り口で、サーキットの臨場感たっぷりに来し方を振り返る言葉は、レースの未来、さらには人と車、車と社会の理想的な関係まで見通す。
目次
第1章 助走
第2章 プロの世界
第3章 F1挑戦
第4章 ロータスからティレルへ
第5章 引退、自分のチームを持つ
第6章 これからのレース、これからの僕
著者等紹介
中嶋悟[ナカジマサトル]
1953年愛知県生まれ。73年四輪免許取得とともにレース活動を開始。77年FJ1300選手権にて全戦でポールトゥウィンを達成。81年、82年、84年、85年、86年全日本F2選手権にてシリーズチャンピオン。87年日本人初のF1フルタイムドライバーとして、チーム・ロータスよりF1デビュー。90年ティレルに移籍。F1通算成績は出走回数80回(決勝出走回数74回)、予選最高位6位、決勝最高位4位。91年現役引退。NAKAJIMA RACING総監督として国内最高峰カテゴリーのSUPER FORMYULAとSUPER GTに参戦 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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