出版社内容情報
すべての投資家の「合理的な判断」が、「良き社会」を求めるファンドを肥やす--。
押さえておきたい最新知識!
証券投資の未来を先取りする斬新な理論が読みやすい邦訳で登場。
ESG関連に資金が集まる根拠を証券投資のMPT理論を用いて解説した、金融専門家による論考の翻訳。金融のプロから企業のESG、CSR担当者までが押さえておきたい最新知識。漠然と流布されている潮流の背景にある“カラクリ”を理解できる内容となる。
内容説明
すべての投資家の「合理的な判断」が、「良き社会」を求めるファンドを肥やす―。証券投資の未来を先取りする斬新な理論が読みやすい邦訳で登場。
目次
第1章 現代ポートフォリオ理論の光と影(現代ポートフォリオ理論の革命前夜;マーコウィッツと現代ポートフォリオ理論以前 ほか)
第2章 現代ポートフォリオ理論のパラドックス(現代ポートフォリオ理論の問題点;α/βの枠組みにかかわる5つの問題 ほか)
第3章 短期志向(時間推移する合理性;双曲割引・投資・公共政策 ほか)
第4章 歴史は繰り返す(すべては巡る―フィードバックループとマテリアルになること;マテリアルである、ではなく、マテリアリティになる)
第5章 ナツメグによる配当が5兆ドルになるまで―コーポレートガバナンスの第3ステージへようこそ(ステージゼロ―ナツメグ、その後350年の停滞;ステージ1―「怠慢と乱費」が変化を引き起こす ほか)
著者等紹介
ルコムニク,ジョン[ルコムニク,ジョン] [Lukomnik,Jon]
機関投資家向け戦略コンサルティング会社であるシンクレア・キャピタルのマネージング・パートナーおよびハイ・メドウズ・インスティテュートのシニア・フェロー。ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクール客員教授。資本市場を検証する80以上の研究を統括してきたほか、デロイト監査品質アドバイザリーコミッティーや米国投資信託、保険信託の評議員会メンバー、ニューヨーク市年金基金の投資顧問やワールドコムの詐欺事件後の公式債権者委員会メンバーなどを歴任し、Forbes誌で「近代的コーポレートガバナンスの先駆者のひとり」と呼ばれる
ホーリー,ジェームズ・P.[ホーリー,ジェームズP.] [Hawley,James P.]
米カリフォルニア州セント・メリー・カレッジ経済・経営学部名誉教授。サンフランシスコにあるファクトセット社のトゥルー・バリュー・ラボのシニアESGアドバイザー。パリ大学、モンペリエ大学、マーストリヒト大学などで客員教授を務めるほか、ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクール、ハーバード大学ケネディスクール客員研究員
松岡真宏[マツオカマサヒロ]
フロンティア・マネジメント代表取締役。東京大学経済学部卒。外資系証券などで証券アナリストとして活動。2003年産業再生機構に入社し、カネボウとダイエーの再生計画を担当。2007年にフロンティア・マネジメントを設立し、代表取締役に就任
月沢李歌子[ツキサワリカコ]
翻訳家。津田塾大学卒業後、外資系金融機関勤務を経て翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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