出版社内容情報
保科学世[ホシナ ガクセ]
著・文・その他
内容説明
「可視化」と「AI予測」が勝ち筋へ導く!アクセンチュアAI部門責任者による実例ベースの組織変革方法。
目次
第1章 データ活用の必然性と活用ステージ(データ活用の意義;データ活用のステージ ほか)
第2章 データ・AI活用を阻む壁とその突破アプローチ(業務属人化の壁;人材不足の壁 ほか)
第3章 AIによる経営の高度化(経営環境の変化;いま求められる経営判断 ほか)
第4章 データ・AI戦略と日本企業の戦い方(データ・AI活用戦略の立て方;日本の独自性を活かした戦い方 ほか)
著者等紹介
保科学世[ホシナガクセ]
アクセンチュアビジネスコンサルティング本部AIグループ日本統括AIセンター長。アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京共同統括。慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。アクセンチュアにてAI・アナリティクス部門の日本統括、およびデジタル変革の知見や技術を結集した拠点「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」の共同統括を務める。AI HUBプラットフォームや、業務領域ごとに体系化したAIサービス群「AI POWEREDサービス」などの開発を手がけと共に、アナリティクスやAI技術を活用した業務改革を数多く実現(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaz
1
AI活用の現状等、項目を眺めていても参考になる。ただし、詳しい反面、説明が冗長であるため、気になったところを拾い読み。終りの方の日本の独自性を活かした戦い方は、現在の日本の状況を考えればやむを得ないとは言え、やや尻すぼみ感がある。図書館の内容紹介は『なぜデータ・AIを活用できないのか? 活用の「壁」を突破する手法からAIによる経営の高度化、データ・AI戦略と日本企業の戦い方まで、実例ベースの組織変革方法を解説する。AIデータ活用度のチェックリスト付き』。 2023/05/20
筋骨隆々丸
0
流し読み。体系的に一般的なことが書かれている。2025/05/11
アリア・スターク
0
データ活用の重要性、当たり前だが数あるデータをベースに経営判断を行う、アクションを決める。AIが普及したことにより更なるステージが追加された。データを溜める→可視化する→可視化したデータを元に分析する→AIを活用して新たな知見を得る。結局AIは作業効率のためのツールであり、Excelやパワポと違わない。如何にしてAIを使うか。より高度な作業を使うことができる。どこまでできて、何をすべきか発想力がこれからは大事になる。この理想的な形に持っていくためのステップをこの本を通して学んだ。2024/10/16
のっち
0
AIを活用してビジネスに取り組むことは、これからの変化の早いビジネス環境では必須となりつつあるのかもしれない。AIに何を求めるかであるが、完璧を求めるのではなく、データ面からの助言役の位置付けであれば、大いに役立つであろう。 日本人は完璧を求める傾向があるが、少しずつ、しかし目標を明確にしてAIに取り組むことが重要である。 AIも自分で全てやるのではなく、JVなど多様な方策を進めていくことが重要。 日本人の英語に対する姿勢(ネイティブっぽさを求めがち)と似ている気がした。2023/05/07
ts0818
0
経済産業省のDXレポートで日本のデジタル化が遅れていることが分かってるから、AI活用における潜在的経済効果が大きいというも分かるし、そもそもデータサイエンティストの人材不足が甚だしいというのも分かるから、経営にデータ分析を取り入れようとしても難しいってことは言われなくても分かる気がする。日本が課題先進国というけれど、顕在化してる課題が多いのはあまり意味が無くて、どちらかというと潜在的な課題を発見する能力が高くなければアドバンテージにならんと思う。データを活用することの重要性は言われなくても分かるだろうし。2022/09/18