出版社内容情報
次にくるグローバル危機は、メンタルヘルス・パンデミックかもしれない――。
幸福研究のギャラップが「5つのウェルビーイング」からしなやかで永続する組織やチームのあり方を問い直す。強みがわかる「ウェブテスト」アクセスコード付き
本書は、長年にわたり幸福の研究を続けてきたギャラップが「ウェルビーイング」の切り口から、しなやかで永続する組織やチームのあり方を問い直す一冊。世界中で収集した豊富なデータや過去の分析を踏まえ、リーダーや従業員が心身共に健康で充足した状態でいられる組織の条件を、「キャリア」「人間関係」「経済」「身体」「コミュニティ」の5つのウェルビーイングの充足に見出す。
ウェルビーイングを高める上では一人ひとりの持つ「強み」を顕在化し、それらを活用する場を整えることが不可欠であることをあらためて確認する内容となっている。「ウェルビーイング」を深く理解するうえで格好の平易な教科書となり、マネジャーの実践にも活用できる。
内容説明
次にくるグローバル危機は、メンタルヘルス・パンデミックかもしれない。同僚を助け、組織をイキイキさせるには?
目次
第1章 ウェルビーイングとは何か(「想像しうる最高の生活」とは何か;ギャラップ充実度(GNT)―もうひとつの株価 ほか)
第2章 職場のウェルビーイングを考える(ウェルビーイング要素のポイント;キャリア・ウェルビーイング―日々していることが好き ほか)
第3章 生き生きした組織文化に潜むリスク(4つのリスク;リスク1 従業員のメンタルヘルス ほか)
第4章 キャリアのエンゲージメントからウェルビーイングは始まる(世界最大規模の研究;ウェルビーイングの実践法を身につける ほか)
第5章 ウェルビーイングを高めるには?(強みはウェルビーイングを高める)
著者等紹介
クリフトン,ジム[クリフトン,ジム] [Clifton,Jim]
ギャラップ会長兼CEO。米国を中心とする企業から、30カ国・地域に40のオフィスを持つ世界的な企業へとギャラップを導く。重要な地球規模の問題について世界70億人の人々に発言してもらうために考案された「ギャラップ・ワールド・ポール(世界世論調査)」を主導。ノースカロライナ大学フランク・ホーキンス・ケナン民間企業研究所の特別客員教授兼シニア・フェローも務める
ハーター,ジム[ハーター,ジム] [Harter,Jim]
ギャラップ・ワークプレイス部門のチーフサイエンティスト。ワークプレイスの有効性に関する1,000以上の研究を主導。そのうちのひとつ、人間の潜在能力とビジネスユニットのパフォーマンスに関する大規模メタ分析の成果は巻末資料として本書に収録。著名なビジネス誌や学術誌への寄稿多数。ネブラスカ大学でPh.D.取得
古屋博子[フルヤヒロコ]
ギャラップ・シニア・コンサルタント。フラリシュ・コンサルティング代表取締役。ストレングス・コーチングやエンゲージメントの実践を通じて、多くのエグゼクティブやマネジャー、チームのパフォーマンス向上や組織開発を支援。法学修士(慶應義塾大学大学院)、学術博士(東京大学大学院)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- ビタミン (3訂)