危機の地政学 - 感染爆発、気候変動、テクノロジーの脅威

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危機の地政学 - 感染爆発、気候変動、テクノロジーの脅威

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296113941
  • NDC分類 319
  • Cコード C0033

出版社内容情報

戦争、パンデミック、資源争奪、サイバーテロ……
人類の存亡を脅かす危機の正体と解決策を、地政学の世界的な大家が語る!

「世界は日本のリーダーシップを必要としている」(本文より)

【人類の存亡を脅かす「3つの危機」】
現在、我々は3つの危機に直面している。

1つはパンデミックだ。世界は今も、新型コロナウイルスの経済的、政治的、社会的影響を払拭できずにいるばかりか、今後も危険なウイルスが世界を苦しめるのは間違いない。

2つ目は気候変動で、何十億もの人々の暮らしを一変させ、地政学的なリスクを高める要因となる。

3つ目は破壊的な新技術だ。我々の生き方、考え方、他人とのかかわり方を変え、それが思わぬ悪影響を人類におよぼし、未来を決めるだろう。

分断が進むこの世界で、人類は果たして危機を乗り越えられるのか……。

だが、希望はある。
歴史を見ても、人類の存亡に関わる危機、世界的な戦乱が起こりかねない断絶が起こると、それを避けるために協調の動きが起こる。逆説的だが、分断を乗り越えるために「危機の力」が必要なのである。

本書は、地政学の第一人者による「警告の書」であると同時に「希望の書」でもある。

【本書の主な内容】
・新たな冷戦の正体とは?
・台湾、そして東アジアの火種
・コロナが明らかにした地政学的停滞
・次の危険なパンデミックは、確実にやってくる
・ロシアのウクライナ侵攻が意味するもの
・弾圧の道具を売る強権国家
・気候アパルトヘイトというリスク
・気候難民の権利は守られるか
・下がる戦争へのハードル
・偽情報と暴力行為の扇動
・「監視資本主義」の台頭
・自律型兵器の恐怖
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

18
イアン・ブレマー著書(翻訳版)初読。22年刊行。先日読了の袖川裕美著書「同時通訳はやめられない」に紹介。コンサルティング会社、ユーラシアグループ創設者及び社長。コロンビア大学でも教鞭を執る。解説にある「総合知」と言いう表現が符合する。地政学をマクロに俯瞰。他方、ミクロ的には物足りない。所々印象的な記述があり、格差拡大やデジタル化が生む対立の問題に取り組むには世界規模の大きな危機が必要。そう言う意味でコロナ禍は好機だったが、世界は纏まらなかった。気候変動を逃すとそのような機会はもうないだろう等が心に残った。2023/12/03

ココアにんにく

12
米国内の分断がこれほど根が深いと思っていなかった。先日読んだ本にもあったエコーチェンバー現象は情報を得る上で特に注意したい。一方中国の社会信用システム。信用スコアでランク付けされ行動に制限がかかるなんてAIの使い方がえげつない!グローバル企業の持つ個人情報も危うさを感じる。監視カメラに1日に写る数が想像以上。最近「地政学」の本を読み始めた。入門編2冊の後そろそろ本格的にと思っていた時に見つけた本。COVIDや出版直前に起こったウクライナ侵攻も少し触れるなど情報が新しい分、身震いが起きる。2023/01/18

ジュール

10
ロシアのウクライナ侵攻まで一部収めた私たちが直面している危機の分析。今回はそれに加えて作者の希望も含めた処方箋も示している。レーガンとゴルバチョフは危機に対して団結できるが、バイデン、周、プーチンの現在の指導者はできるのか? 気候変動、テクノロジー、パンデミックと今の危機は過去の比ではない。ゴルディロックス危機で本当に団結できるのか? 悲観的になってしまう。 題名は地政学よりも原題のThe Power of Crisisの方が良いのでは?2023/11/27

Satoshi

9
◎世界の分断、そして覇権国アメリカ国内の分断。しかし、世界には気候変動など世界的な課題が待ったなしに迫っている。分断を見ると二大政党による政治のデメリットばかりが最近は目立つ。アメリカの政策転換や最近では韓国もそう。そもそも分断をなくす、弱者の声を届けるのが政治の目的のはずが…日本もそうなりつつある。身を切る改革=自分の支援者を切る改革ができるのだろうか。少し相手に寄り添うような方法を広めてほしい。2023/03/19

teddy11015544

7
この分断の深刻な国内・国際情勢で、共通の危機の認識すらないというか脇において、お互いを非難しあう現実。それでも差異を乗り越えての対話を。それは可能なはずと。2023/02/09

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