中国減速の深層―「共同富裕」時代のリスクとチャンス

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中国減速の深層―「共同富裕」時代のリスクとチャンス

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  • サイズ 46判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296113781
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C0033

出版社内容情報

■変貌する巨大市場とどう向き合うべきか――。

世界最大の人口は、ほぼピークアウトし、中国社会は成熟化への歩みを進めている。経済の高度成長は終焉を迎え、深刻な所得格差などの歪みを覆っていたベールが剥がされ、社会の安定が揺らぐとの懸念が拭えない。

習近平政権は、「共同富裕」というスローガンを掲げ、この難題への対応を始めた。高騰する不動産価格の抑制、脱炭素への対応、巨大IT企業に対する統制、さらには米中対立によるデカップリング……。減速過程に入っている経済をさらに抑え

内容説明

世界最大の人口は、ほぼピークアウトし、中国社会は成熟化への歩みを進めている。経済の高度成長は終焉を迎え、深刻な所得格差などの歪みを覆っていたベールが剥がされ、社会の安定が揺らぐとの懸念が拭えない。終近平政権は、「共同富裕」というスローガンを掲げ、この難題への対応を始めた。成長か、分配か。成長か、環境か。デジタル化が経済活動を大きく変える新たな状況の下で、答えを出そうと苦悶している。はたして中国はどこまで減速するのか。世界経済への影響はどれほどのものか。本書は詳細な現状分析を踏まえ、三つの予測シナリオを提示するともに、日本企業の活路を探る。

目次

はじめに―中国経済を等身大に評価する
第1章 2035年までのGDP倍増構想
第2章 共同富裕と改革開放・イノベーションの行方
第3章 人口動態と経済成長
第4章 デジタル化の伸長と成長への貢献
第5章 脱炭素と経済成長は両立するか?
第6章 金融と不動産のリスクの在処
第7章 米中対立とデカップリングの懸念
第8章 中長期成長に関する三つのシナリオ
おわりに―日本企業の取るべき戦略、スタンス

著者等紹介

福本智之[フクモトトモユキ]
大阪経済大学経済学部教授。1989年京都大学法学部卒業、同年日本銀行入行。2000年在中国大使館一等書記官、2010年日本銀行国際局総務課長、2011年国際局参事役(IMF世界銀行東京総会準備を担当)、2012年北京事務所長、2015年北九州支店長、2018年国際局審議役(アジア担当総括)、2020年国際局長を歴任、2021年日本銀行退職。同年4月より現職。経営共創基盤シニアフェロー、東京財団政策研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

人生ゴルディアス

7
面白かったし、米中対立は深刻なようでいて現実主義的な面もあって、な感じ。共同富裕の政策によって、家庭教師など教育系事業やゲーム系の株などが死んだし、ジャック・マーが拉致されて洗脳されてしまったりと、古の共産主義に戻るのかと言えばそんなことはないと、データを用いてそこまでひどいことにはならないだろう、とするスタンス。人口問題や不動産バブル、地方政府と中央の関係など、話題も幅広くてよかった。それに減速言うけど今でも日本の数倍は成長してるという指摘は確かにそうなんですよね。2023/04/06

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