出版社内容情報
教育にもデジタルトランスフォーメーション(DX)の波が押し寄せている。国が進めるGIGAスクール構想により、全ての小中学生がコンピューターを使えるようになり、本格的にICTを活用した授業が始まった。同様の流れは高等学校と大学にも波及し、児童・生徒、学生は自分のコンピューターを使って学習する時代になった。それと同時に、国は教育データの利活用を軸にした「データ駆動型教育」への転換に向けた基盤整備を急いでいる。教員の熱意と経験に支えられてきた教育が、DXによって大きく変わろうとしている。本書では、教育DXを理解するための基本的なキーワード、国が推進する教育データ基盤整備の全体像、ICTを活用した先進的な授業の事例などを豊富な図版を使って解説する。
■目次
【入門編】ICT活用教育のいまを知る
【解説編】DXの方向性と課題を探る
【事例編】注目の先進的な取り組み
【資料編】参考事例で教育DXをつかむ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sena
1
最近の教育DXにおけるサービスや民間の取り組み、また官公庁が目指す全体像やロードマップを確認することができる。薄めだが情報量はしっかりしていてわかりやすい。2023/04/07
たか
1
教育DX(デジタルトランスフォーメーション)=教育の変革 2022.1月に発表された「教育データ利活用ロードマップ」に書かれた「教育のデジタル化のミッション」から見いだした DXで目指す教育の姿「誰もが、いつでもどこからでも、誰とでも、自分らしく学べる社会」の実現である。 いつでもどこからでも→学習内容を意味している。 教育DXがもたらす究極の学びが実現された時に従来の授業風景はない。→教員の意識の改革も必要 インプット重視→自ら調べまとめ話し合う授業 課題提示→子ども好きな方法で迫る→資質能力の向上2022/08/20
-
- 電子書籍
- リズムとフォース 第3版: 躍動感ある…