内容説明
6年制薬科大・薬学部卒の薬剤師が誕生して10年―。あなたはどんなキャリアを歩んでいますか?患者に寄り添う、専門性を磨く―。50通りの薬剤師ストーリー。
目次
DgS⇒薬局―ドラッグストアで経験積み、在宅を手掛ける薬局に転身
病院―病気の子どもと家族の笑顔のため小児薬物療法の専門性生かし日々チャレンジ
病院、大学院―患者の命を預かる急性期医療の現場で専門性を発揮
病院⇒企業―“人として”の薬剤師の可能性を広げるために病院薬剤師からスタートアップの社員に転身
フリーランス⇒起業―フリーランス、派遣、正社員を経験、起業し薬剤師のブランディングを支援
薬局―産後の時短勤務に葛藤しながら得られたやりがい
大学院⇒企業―研究開発職を志し、試薬開発で医療に貢献
病院、大学院―臨床視点に根差した研究で将来の医療に貢献したい
起業、薬局、市議―起業から市議会議員に至る“異色”のキャリア
大学院⇒病院―大学院での痛みの研究を経て、念願の緩和ケアチームで働く〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
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図書館本。6年制薬学部の1期生が卒業してちょうど10年。バラ色のキャリアを築いている50人のお話。私は4年制の薬剤師で、6年制の子たちが出てきたころは6年制何するものぞと思っていたが、この50人はマジですごい。自分がやりたい仕事がはっきりとわかっていて、それに向けてステップアップしていってる。在宅に関わる薬剤師が多いのも特徴。私なんか井の中の蛙だなぁ、と思い知らされた。薬剤師と何かの掛け算が多いし、パラレルキャリアな人もいる。みんながみんなこうだったらとても敵わないんだけどな。2022/06/24