出版社内容情報
認知症の老齢者が入居する介護施設「グループホーム」とはどんなところか、ご存じだろうか。
自宅介護2年半の壮絶な体験を綴った『母さん、ごめん。』の続編は、グループホームに入居した母とのその後の体験記。「あとはホームに任せて……」とはいかなかった。母の怪我、入院、そして、恋?! 50代独身男の介護生活はまだまだ続く。
多くの人がいずれ親を預ける「グループホーム」の予想外だらけの実体験を、子どもの側から、科学ジャーナリストの冷静かつヒューマンな視点で描く。どこにもなかった、本当に役に立つ「介護」の本。一読すればいざという時に、「今、何が起きているのか、自分は何をするべきか」を、落ち着いて判断することができる。その日が来る前にぜひ一読を。
内容説明
あなたの知らない「グループホーム」の世界。俺は認知症の母をだまし討ちにしたのか?科学技術ジャーナリストが描く介護生活。シリーズ5万部超えの人気作、待望の続編。
目次
「俺は母をだまし討ちにしたのか?」―ホームに入れた罪悪感に苦しむ
グループホームは母の2度目の“独り立ち”
ホームの食事に「まずーい」―グルメな母をどうしよう
なんと入居5カ月で入院―母はホームに戻れるのか?
「公助が第一。自助努力は本人の自由」―これが介護のあるべき姿
「家に帰る」という認知症の入居者―スタッフはどう導くのか
母、83歳にして恋をする
「Sさんがね、結婚しようと言ってくれたの」
妄想が暴力を呼ぶ―スタッフにケガをさせてしまった母
転倒して骨折、再び入院。―これって、訴訟を起こすべき?〔ほか〕
著者等紹介
松浦晋也[マツウラシンヤ]
ノンフィクション作家/科学技術ジャーナリスト。宇宙作家クラブ会員。1962年東京都出身。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。日経BP記者として、1988年~1992年に宇宙開発の取材に従事。その他メカニカル・エンジニアリング、パソコン、通信・放送分野などの取材経験を経た後、独立。宇宙開発、コンピューター・通信・交通論などの分野で取材・執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぐっち
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