内容説明
ズバリ指摘!このままでは日本のDXは失敗する。変革を現場に丸投げする経営者、ITもビジネスも分からないIT部門、実験ばかりのデジタル推進組織、御用聞きでしかないITベンダー―企業、行政DXの隠れた大問題を「見える化」!DXに取り組むすべての人の必読書。人気コラム「極言暴論」特別編。
目次
第1章 日本企業や官公庁のDX狂想曲(デジタルにおける失われた20年、コロナ禍が暴露した日本のトホホな現状;ブームは既に腐り始めている、日本企業の「猿でもできるDX」が本当にやばい ほか)
第2章 「仕組み」が無い日本の根本問題(DXとは似て非なる「デジタルカイゼン」、その愚かさが日本企業の息の根止める;日本企業は「勝手にやっている現場の集合体」、だからDXは絶望的にうまくいかない ほか)
第3章 DXを現場に丸投げする経営者の愚(経団連にもの申す、DXを成したければ「社長の年功序列」をやめなさい;「CIOがDXを主導すべし」が大笑いのワケ、最高DX責任者がいない日本の悲惨 ほか)
第4章 日本のDXを阻むIT業界の惨状(「アマゾンをIT産業とは認めない」、仰天発言飛び出す人月商売の末路;アマゾンと同業のはずの人月商売ベンダー、恥さらしから脱するすべはあるか ほか)
第5章 「DX人材」の欺瞞、技術者の生きる道(中途採用したIT人材を終身雇用しようとする愚、「用済み」なら去ってもらえ;「少しは役に立つ」程度の技術者がDX人材だと?企業や行政の人集めを笑う ほか)
著者等紹介
木村岳史[キムラタケシ]
1989年3月に日経BPに入社、日経コンピュータ編集部に勤務。92年3月に日経ニューメディア編集部に異動し、ITと通信・放送の融合をテーマに取材。95年1月に日経マルチメディアの創刊に参画しEC分野を取材。97年6月に日経ネットビジネス副編集長。2002年8月に日経システムプロバイダ副編集長。08年1月に日経コンピュータ副編集長、10年1月に日経コンピュータ編集長に就任。13年1月より現職。日経クロステックのコラム「極言暴論」「極言正論」などで、主に「経営とIT」の観点から論説活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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