- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
高校生活最後の一大イベント・修学旅行にやってきた勇也たち。
京都でイチャイチャ全開の勇也と楓の前に、大人のお姉さん千空寺さんが乱入して大騒動!
そんな中、海外の大学への進学を決めた楓に対して、哀は微妙な気持ちを抱いていた……。
「私と1on1をしよう、一葉さん」
長い間恋のライバルだった二人がついに衝突。そして勇也も卒業とともに大人の階段を上る決意をして――!?
「勇也君。あなたの全てを私にください」
好きな人とずっと一緒にいたいから。
高校生同士の糖度300%の同棲ラブコメ、最後は甘々MAXで突き進みます!
内容説明
高校生活最後の一大イベント・修学旅行にやってきた勇也たち。京都でイチャイチャ全開の勇也と楓の前に、大人のお姉さん千空寺さんが乱入して大騒動!そんな中、海外の大学への進学を決めた楓に対して、哀は微妙な気持ちを抱いていた…。「私と1on1をしよう、一葉さん」長い間恋のライバルだった二人がついに衝突。そして勇也も卒業とともに大人の階段を上る決意をして―!?「勇也君。あなたの全てを私にください」好きな人とずっと一緒にいたいから。高校生同士の糖度300%の同棲ラブコメ、最後は甘々MAXで突き進みます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
35
【BW】楓による突然の「アメリカの大学へ進学する」宣言。寝耳に水の入る如き彼女の一言に、勇也は何を思いどう動くのか。そんな前回の衝撃的なラストシーンから始まる今回ですが、割とあっさり結論を出したので勇也は随分聞き分けが良いなと思っていたら、やっぱりそうは簡単にいかないよね。二人が真にわかり合うまでを、修学旅行など高校生ならではのイベントを絡めて描いた最終巻でした。気持ちの良い大団円を迎えることができて、一読者として嬉しい限りですね。同時発刊されたという次回作も読むのが楽しみです。2022/12/25
よっち
35
勇也に楓が告げたこれからも一緒にいるための決意。そんな彼らが高校生活最後の一大イベント・修学旅行に向かう第五弾。移動中も京都でも気がつくとイチャイチャしてしまう勇也と楓に呆れ気味の二階堂たち、京都に現れた大人のお姉さん千空寺さんが告げた真摯な想い、そして楓が海外の大学への進学を決めたことを知って、微妙な気持ちを抱く二階堂が仕掛けた勝負。どうするのがいいのかというのは難しいと思いましたけど、それもぶつかり合ってきちんと向き合えばきっと乗り越えられるんですよね。成長した彼らの結末を最後まで読めて良かったです。2022/12/20
真白優樹
15
楓の選択に勇也の心が揺れる中、刻一刻と別離の時が迫る最終巻。―――未来のために、人生の為に。今こそ答えを。 言えぬ思いを抱えつつ日々が進み、貴音や哀が楓に大切なものを託していく中、二人で今一度向かい合う巻であり、愛し合うからこそもどかしく、けれどいつかの夫婦だからこそきちんと向き合い甘々になる、最後まで駆け抜ける巻である。ここから先は見果てぬ人生。けれどもう語る必要はないだろう。きちんと未来を選んだ彼等が、幸せな人生を歩む道理と言うものは既に成立しているのだから。 うん、最高に面白かった。2023/01/03
nishiyan
14
海外留学を決めた楓の意志を尊重するもどこか心にもやもやしたものを抱える勇也。そんな二人はいつものメンバーと共に修学旅行へと旅立つ最終巻。旅先では貴音の介入、楓の決断に対して哀が異を唱えて…と楓と勇也が周囲にどれだけ愛されているのかよくわかり、ほっこりとしたかな。何といっても髪を伸ばし始めた哀のイラストの美しいこと。これは眼福でしたね。楓と本当の意味で友達になれたのもよかった。肝心の勇也は…というところはあったものの、最後は二人らしく、きちんと想いを伝えあって迎えた着地点は綺麗なもので素敵な読後感でした。2022/12/30
佐治駿河
9
最終巻。すでに完結していることを調べて古本屋で揃えて読破しました。ヒロイン(楓さん)覚醒って感じでしょうか?ここにきて高校生らしく将来に悩む学生が書かれていることは少し身近に感じることが出来ましたね。今までは二人のイチャラブ中心で恋愛至上主義的な空気感でしたから、最終巻で階段を一段登ったようですね。だだし、後半がかなり時間の流れが速くなり、3年生の一年間が駆け足でした。こんな状態で1年もあれば気持ちの変化や周りの状況が変わることもありますので、正直ちょっとどうなのかと思わずにはいられませんでした。2024/03/01