内容説明
バーゼル3の立役者、元ドイツ連邦銀行理事による緊急提言!「持続可能な銀行経営」の核心。ポスト量的緩和、脱炭素、分断、デジタル化にどう対峙する?
目次
1 グローバル化と金融安定性
2 欧州の銀行監督と規制とその展望
3 バーゼル3:重要な規制改革プロジェクトに関する考察
4 気候変動対策は出遅れたのか?銀行監督における気候変動の意味
5 オプトイン(選択的参加)か、オプトアウト(選択的離脱)か?ブレグジットを踏まえた欧州連合の将来
6 銀行の将来にとっての最重要課題:デジタル化
7 中央銀行と国際協力の役割
8 最後に
著者等紹介
ドンブレット,アンドレアス[ドンブレット,アンドレアス] [Dombret,Andreas]
2010年から2018年までドイツ連邦銀行理事、その間、欧州中央銀行銀行監督委員(2014‐2018年)及び国際決済銀行理事(2012‐2018年)を務めた。現在は、コロンビア大学国際公共政策大学院(米国ニューヨーク)客員主任研究員職にある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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