大恐慌の勝者たち

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大恐慌の勝者たち

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  • サイズ 46判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296107919
  • NDC分類 280
  • Cコード C0034

出版社内容情報

危機はチャンスも連れてくる。
今こそ学びたい「教養としてのマネー史」

1929年10月24日は、NY株式市場でダウ平均が暴落し、「世界大恐慌」が始まった。いわゆる「暗黒の木曜日」である。しかし、終値で見れば、この日は実は「小幅安」。暗黒の木曜日は「暗黒」ではなく、市場は楽観論に包まれていた。本当の暴落が起きたのは、もっと後。そしてそこからアメリカ経済は「失われた25年」に突入する。

世界中が不景気に苦しんだこの時代、最初に復活した国は、なんと日本、続いてドイツが躍進する。景気対策において民主主義国は停滞し、独裁国が強さを見せた。

しかし、「失われた25年」に苦しんだアメリカにも、がっちり稼いだ投資家、事業家はいた。株価暴落を予知して大儲けした猛者もいれば、大損を教訓に投資手法を進化させたイノベーター(バフェットの師匠など)もいた。デフレ経済を追い風に事業を拡大させた勇者もいれば、時代の大きな流れをとらえたビジネスモデルで、不況をものともしなかった賢者もいた。彼ら11人の本質的な勝因とは、何だったのか?

著者は、為替ディーラーの経験を積んだ後、テレビマンに転じたエコノミスト。多種多様な文献を検証してマネー史の真実に迫る。

内容説明

1929年大暴落と長期不況の裏でがっちり儲けた投資家・事業家11人。株価暴落に備えはあるか?歴史に学ぶ「アフター・バブル」の勝ち抜き方。

目次

序章 データでたどる大恐慌の真実
第1章 投資編 相場師たちの撤退戦とバリュー投資の誕生(序論 暗黒の木曜日は「暗黒」ではなかった;ジョセフ・P.ケネディ―「王朝の創始者」は靴磨きの声に耳を傾けた;バーナード・M.バルーク―「事実博士」は自動車と住宅に目をつけた;ジェシー・L・リバモア―「突撃小僧」は3度テストした;ベンジャミン・グレアム―「バリュー投資の父」は敗北に学んだ;ジョン・M・テンプルトン―「バーゲン・ハンター」は悲観の極みを待った)
第2章 事業編 恐怖とキャッシュをコントロールせよ(序論 ニューヨークの街角に「リンゴ売り」が繰り出した;コンラッド・N.ヒルトン―「ホテル王」はすべてを失い、再起した;ジャン・P.ゲティ―恐慌を追い風に変えた「ケチな石油王」;デビッド・O・セルズニックとウォルト・ディズニー―拡大均衡を目指した「夢見る映画人」;ロバート・E・ウッド―小売業界の「将軍」は淡々と駒を進めた)
第3章 政治編 ケインズ政策の誕生と副作用(序論 日本とドイツが先行した「独学ケインジアン」の誕生;高橋是清―世界大恐慌を最初に克服した大蔵大臣;アドルフ・ヒトラー―「悪魔」は大恐慌に勝利したのか?;フランクリン・D・ルーズベルト―100日議会で「アクション・ナウ!」)
終章 謎を残す歴史に、何を学ぶか

著者等紹介

玉手義朗[タマテヨシロウ]
1958年生まれ。筑波大学社会工学類卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)、マニュファクチュラース・ハノーバー銀行(現JPモルガン・チェース銀行)などで、外国為替ディーラーの経験を積む。1992年、TBS(東京放送)入社。経済部デスクや経済キャスターなどを務める傍ら、経済関連の書籍や記事を執筆。TBSを定年退職した後、現在はフリーランスのエコノミスト、メディア評論家として活動。日本の近代西洋建築に造詣が深く、各地に残る名建築を200以上訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

3
投資編:相場師たちの撤退戦とバリュー投資の誕生 ジョセフ・ケネディ:靴磨きの声に耳を傾けた バーナード・バルーク:自動車と住宅に着目 ベンジャミン・グレアム:敗北に学ぶ ジョン・テンプルトン:悲観の極みを待った 事業編: 恐怖とキャッシュをコントロールせよ コンラッド・ヒルトン:すべてを失い再起 ジャン・ゲティ:恐慌を追い風に ディズニー:拡大均衡 ロバート・ウッド:淡々と駒を進めた 政治編:ケインズ政策の誕生と副作用 高橋是清:世界大恐慌を最初に克服 ルーズベルト:100日議会 謎を残す歴史に何を学ぶか2021/07/19

Yoshi

1
大恐慌に立ち向かう各界のリーダーの物語は読みごたえがあった。中でもヒットラーのケースは興味深く、思想・信条などとは別に手法やタイミングの優劣により結果は変わるのだと気づかされた。今後、大恐慌が到来しないことを願いつつ、出来得る備えはしておきたいと思わせてくれた一冊。2022/03/30

トダ―・オートマタ

0
本書では1929年ごろから始まる大恐慌で 成功した人はどのように大恐慌をくぐり抜けてきたかということが書かれている。 相場とか投資関係のことが多いと思ったが 投資家、経営者、政治家それぞれのケースがあった。 大恐慌では投資家は暴落から逃げるか バーゲンハンティングをするケースが多いが リバモアのように大恐慌で勝利しても、勝ち続けるのは難しいように感じた。 政治家はケインズ的な財政出動後の軍事費についての 対応で運命が分かれているように思う。2023/06/09

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