逆・タイムマシン経営論―近過去の歴史に学ぶ経営知

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逆・タイムマシン経営論―近過去の歴史に学ぶ経営知

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784296107339
  • NDC分類 335
  • Cコード C0033

内容説明

近過去の歴史に学ぶ経営知。「飛び道具」「激動期」「遠近歪曲」、3つの「同時代性の罠」を回避せよ。「新聞・雑誌は10年寝かせて読め」―過去記事は最高の教材。変化する歴史を振り返ると、一貫して変わらない「本質」が浮かび上がる。本質を見極め、戦略思考と経営センスに磨きをかける「古くて新しい方法論」

目次

第1部 飛び道具トラップ(「サブスク」に見る同時代性の罠;秘密兵器と期待された「ERP」;「SIS」の光と影 ほか)
第2部 激動期トラップ(「大きな変化」ほどゆっくり進む;技術の非連続性と人間の連続性;忘れられた「革新的製品」 ほか)
第3部 遠近歪曲トラップ(「シリコンバレー礼賛」に見る遠近歪曲;半世紀にわたって「崩壊」を続ける「日本的経営」;人口は増えても減っても「諸悪の根源」 ほか)

著者等紹介

楠木建[クスノキケン]
一橋ビジネススクール教授。1964年生まれ。89年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年から現職。専攻は競争戦略

杉浦泰[スギウラユタカ]
社史研究家。1990年生まれ、神戸大学大学院経営学研究科を修了後、みさき投資を経て、ウェブエンジニアとして勤務。そのかたわら、2011年から社史研究を開始。個人でウェブサイト「The社史」を運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

54
温故知新でもないけど、かつてもてはやされた経営手法や、トピックがその実どうであったか答え合わせと、結構な間違いがどうして起こったかを探ろうという本でした。説明されると、そりゃそうだと思ってしまうようなことばかりなのだけど、当事者となったら、その罠にはまっていると気づけないか、あるいは避けることができないかといった状態なんだろうと思わされる。手法を目的化せず、あくまで成そうとした大きな枠組みでその手法が役目を果たしたというロジックを見抜かないといけないというお話。50年間崩壊を続ける日本式経営に笑った。2021/12/15

おつまみ

45
「逆・タイムマシン経営論」とは、過去に生起したファクトの背景や状況を「文脈」で理解し、導き出される本質を見抜く大局観を養う手法とのこと。過去の事実を徹底的に分析する手法はこれまでも何度も体系的にまとめられたが、それは著者が違っても変わらない。過去は色んなことを教えてくれるが、そこから如何に学べるかがポイントになってくる。経営論とはいえ、サラリーマンにとっても過去の事例から仕事の対局を判断するというやり方はすることが可能だ。2021/04/11

d2bookdd

29
成功・失敗事例を学ぶ際には、社会的な背景、事業に至る歴史・環境も含めて、自分事として、事実関係を見る必要がある。各種事例で納得をした。自社の出版物からの事例引用なのは、他社の出版物引用では、問題になるからだろう。『今こそ平時期!』という言説は、確かに出会わない!人は、各種トラップに嵌まりやすい事を自覚しましょう。2022/03/05

nbhd

26
楠木建さんの本を読むことで、僕の「資本主義観」は一変させられた気がする。根がサヨクなので、これまでは「資本主義は悪、金儲けはキモい」と偏りがちだったのだけど、楠木さんはシンプルに「賢く考え、真っ当に儲けて、みんなで幸せになりやしょう!」といったスタンス。とはいえ、世間には悪質な資本主義の魑魅魍魎が跋扈しているわけで、この本はそんな世渡りの優れた手引書だと思う。バズワード、マジックワードに振り回された経営黒歴史がひもとかれるうち、「賢く考えてまいりやしょう!」という真っ当なメッセージがズドンと伝わってきた。2024/10/03

紫の木

23
楠木教授、今回も期待通りの面白さ。本質を見抜く思考方法として勉強になった。激動期をあおる、○○2.0や☓☓3.0と言った「テンゼロ論」には笑った。日本の人口問題には目から鱗。明治時代から80年代まではずっと人口増加が諸悪の根源(環境、食糧難、住宅難など)とされてきたが、今では少子化・人口減少が問題視。一体どっち?他にもセグウェイ、グーグルグラスにランドロイド、カーリー・フィオリーナに日本的経営。見事にトラップに嵌まっていた自分を再確認。新聞、ビジネス書、ネットの見方を変えてくれた。2022/04/26

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