出版社内容情報
東京大学で省エネ住宅を研究する気鋭の研究者が、実証データやシミュレーション結果をもとに、一般ユーザーや住宅関係者が信じて疑わない“エコハウスの誤解”をバサバサと切っていきます。前半の「チャレンジ編」では、地球環境問題やエネルギー問題をめぐり、これからの家づくりに求められる「変革」について最新のデータから解説。後半の「チャレンジ編」では、実際の家づくりで実践すべき工夫を独自の検証データをもとに提案します。ユーザーにとってもプロにとっても、「本当のエコハウス」をつくるために必読の1冊です。
■主な内容
◎PART1:チェンジ編
[地球環境問題] Q1:地球温暖化はウソだよね? Q2:国に任せておけばCO2は削減できる?
[健康] Q3:食べ物と水に気をつけていれば健康に? Q4:ウイルス対策は加湿が1番?
[電気] Q5:電気はどれも同じ? Q6:電気代はずっと安いまま?
[省エネ家電] Q7:最新家電ならどれも省エネ? Q8:エアコンを買い替えれば解決?
[太陽光発電] Q9:太陽光発電は載せなくていい? Q10:蓄電池で停電対応はばっちり?
[エコハウスの目標] Q11:省エネ義務化は必要ないよね? Q12:経産省ZEHは究極のエコハウス? Q13:太陽だけで暖かい家なんて無理だよね?
◎PART2:チャレンジ編
[温熱の快適性] Q14:高温の空気があれば冬も快適? Q15:UA値さえ小さければ暖房の熱損失は少ない? Q16:日当たりなんて関係ない?
[冬の備え] Q17:床暖房は絶対快適? Q18:古い家は寒くても仕方ない?
[夏の備え] Q19:冬暖かい家は夏も涼しい? Q20:全館冷房は増エネ?
[空気質] Q21:花粉対策は空気清浄器が1番? Q22:換気装置は設置しておけばOK? Q23:換気をしたら冬寒くて夏暑い?
[給湯設備] Q24:給湯は湯水のごとく?
[エピローグ] Q25:私もエコハウスに住めるかな?
内容説明
気鋭の東大准教授が、独自データで「省エネの誤解」をただし、快適で持続可能なエコハウスづくりを解説する。
目次
1 変わる常識―基本編(環境・エネルギー;健康;家電;太陽光発電;エコハウスの目標)
2 変わらない真実―対策編(冬の備え;夏の備え;空気とお湯)
著者等紹介
前真之[マエマサユキ]
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授。博士(工学)。1975年生まれ。98年東京大学工学部建築学科卒業。2003年東京大学大学院博士課程修了、建築研究所などを経て、04年10月に東京大学大学院工業系研究科客室助教授に就任。2008年から現職。専門分野は建築環境工学で住宅のエネルギー消費全般を研究。健康・快適な生活を太陽エネルギーで実現するエコハウスの実現と普及のための要素技術・設計手法の開発に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Yutaka Matsuzawa
まご
A.Sakurai
ひよこ
北緯45°