内容説明
仕事スキル×好きなことでサラリーマンから美大教授に!人生“二刀流”サバイバル術の実践的メソッド大公開。コネなし、高学歴なし、特別な才能なしのないない尽くしサラリーマンが趣味の現代アートと企業買収下で学んだ人事の知識で跳び立つまで。
目次
第1章 人生ドン底時代に生まれた私の「人生二刀流」理論―2本の刀=稼ぎ力で1人前
第2章 実践!「人生二刀流」開眼メソッド―誰でも5年で免許皆伝を目指す
第3章 好きなことでお金を稼ぐ「副業」のすすめ―ライフワークをライスワークへ
第4章 本業を守るために―コンプライアンス、就業規則について徹底指南
第5章 サラリーマン・アートコレクター宮津大輔直伝「アート的思考」の磨き方―アートが生み出すアルゴリズム
第6章 「人生二刀流」免許皆伝に向けて―人生折り返し地点で仕事を学び直す
著者等紹介
宮津大輔[ミヤツダイスケ]
アート・コレクター、横浜美術大学教授、森美術館理事。1963年東京都出身。広告代理店、上場企業の広報、人事管理職を経て現職。文化庁「現代美術の海外発信に関する検討会議」委員、「Asian Art Award 2017」審査員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
87
普通のサラリーマンだった著者が、好きな事を仕事にできた、逆転人生の実話。「二刀流の生き方」というと、どちらも一流の結果が出せる特別な人しかできないスタンスと思いがちだが、著者は仕事を二刀の「ライスワーク」と「ライフワーク」に分けて、自分の立ち位置を見極めつつ、行動する事が大事と主張しています。どうすれば夢に描いた仕事を現実にできるか。とにかく著者の緻密な人生設計と、実現させるためのバイタリティーが凄いです。まず、アクションを起こさなければ何も始まらない。誰にでもできる事を当たり前に教えてくれた1冊です。2022/02/12
mikeko
3
R1年12月初版、5年6ヶ月後に一読です。★日本国憲法第27条に「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ」という一文がある。とはいえ…個人的には、定年後も仕事するのもなあと思うところはあるが、仕事をしている人の方が元気で長生きらしいということも聞くし、経済面での安定も期待できる。自分がしたいと思える仕事に就けるよう行動していくのが良いんだろうな。行動してみたら案外、良い結果に繋がるかも。まずは仕事に繋がる、自分の好きなことってなんだろう???から考えていこうかな。★次に進みます。2025/06/24
Tatsuya Hirose
3
【定年後の稼ぎ方】 定年まではまだ少しあるとはいえ、少ししかないとも言える…。周りに副業している人もいないわけではない。 「おお!これは!」的な新発見はなかったけど、やはり、「実行する人は粛々と実行していくんだな」と改めて実感させられる内容。「肩書はなくてもプライベートな名刺を持とう」という章の中で、著者さん自身のプライベート名刺は「名前と連絡先を日本語と英語で記載しているだけ。肩書を記載したことはない」とのこと。(有名人しか許されない技と思っていたけど)こういう名刺はカッコよさそう。 2020/09/09
ぷるぷる
1
何はともあれ動かないと始まらないよと叱られてしまいました。会社のセカンドキャリア研修で語られるのと同様の内容で既に定年退職後の道筋をつけた人の訓話。研修担当者もそんな感じの人がやるものだ。自分の中期計画を書いてみようとか人生の棚卸しをしてみようとか言うのはチト辛い。今の時代は皆~70歳くらいまで働くことを考えているものですが本書にある”好きなこと”であれば短時間でもスキルは劇的に進化し長く続けることも可能で、苦しいことにも耐えられるというのは勇気付けられます。逆に嫌いなことやり続けるのは苦痛ってことだね。2024/06/06
kaz
1
図書館の内容紹介は『定年後にワクワクできる働き方で充実した毎日を過ごそう! ドン底のサラリーマン生活から好きなアートで新しい生き方を手に入れ、美大教授に転身した著者が、人生を“二刀流”で生き抜くメソッドを公開。書き込みページあり』。そもそも草間彌生の作品をかつて数10万円で購入したという時点で、普通のサラリーマンの話とは思えないが、「未来の夢=あるべき姿」を想像する等のキーワードは、終活を考えるうえで参考になる。副業に関する考え方そのものは、類書でもよく見かけるような内容。 2020/10/19
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- 和書
- 悪童物語 岩波文庫