突き抜けるデザインマネジメント

田子 學/田子 裕子【共著】

日経ＢＰ（2019/12発売）

• サイズ 46判／ページ数 480p／高さ 19cm
• 商品コード 9784296103935
• NDC分類 336
• Cコード C3034

内容説明

本質を捉える、ビジョンが明確になる、チームが活性化する、考えが深まる、戦略を創る、人材を発掘する、やる気を引き出す、イノベーションを加速する、知的財産を創出する、企業価値を高める、利益を創出する、生き方が変わる…一気通貫のデザインで固定概念を創造的に破壊し、要素を新結合することによって、全く新しい価値の創造を可能にする。

目次

０１　突破するデザインマネジメント（重層化する社会；デザインマネジメントとは何か；デザインとは何か　ほか）
０２　デザインマネジメントを実践例から理解する　三井化学編
０３　デザインマネジメントを実践例から理解する　ＭＧＶｓ編
０４　デザインの始め方（デザインの手引き；ロジック、センス、ラブを磨こう；世の中を変えよう；良いデザインをしよう；環境を整えよう；クレイジーでいよう）０５　特別対談（尾原和啓氏（ＩＴ批評家）
石川善樹氏（予防医学研究者）
松永有理氏（三井化学）
松坂浩志氏（ＭＧＶｓ）
鈴木健一郎氏（ベルニクス））

著者等紹介

田子學［タゴマナブ］
エムテド代表取締役。アートディレクター、デザイナー。慶應義塾大学大学院特別招聘教授。東芝デザインセンター、リアル・フリートを経て、エムテドを起業。ＧＯＯＤ　ＤＥＳＩＧＮ　ＡＷＡＲＤ、Ｒｅｄ　Ｄｏｔ　Ｄｅｓｉｇｎ　Ａｗａｒｄ、ｉＦ　Ｄｅｓｉｇｎ　Ａｗａｒｄ、Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｄｅｓｉｇｎ　Ｅｘｃｅｌｌｅｎｔ　Ａｗａｒｄなど世界のデザイン賞受賞作品多数

田子裕子［タゴヒロコ］
エムテド取締役。クリエイティブプランナー、デザイナー。オフィス家具メーカーにて次世代オフィスおよびワークスタイル研究に携わった後、フリーランス活動を開始し、企業ブランディングに取り組む。女子美術大学デザイン・工芸学科非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kentaro]

ＢtoＢ企業は、今までのビジネスモデルに頼っていては、行く末が危ういのではないかという危機感を感じるようになっている。しかもＢtoＢ企業は産業肥大の中で随分と長い期間、お客様からいわれたことに一生懸命に応えるスタイルに慣れきってしまったが故に、自分たちでアイデアを考えることや、自分たちのバリューをもっと上げるための教育についておざなりにしてしまったことにも気づいていた。また新しい価値の創造を阻むような閉塞的な環境になっていた企業も多い。このような状況では社員のモチベーションが低下し、良いアイデアは出ない

2021/05/12

[だてこ]

実際の事例の話がとても面白かった。末端だけをなんとかしようとするのではなく、プロジェクト全体をデザインして一貫性を持って取り組むことが大切だということがよく分かった。

2021/03/21

[アルミの鉄鍋]

★3.5 デザイン経営がいかに大事になってきてるか、わかりやすかった。個人的には各章の終わりにあるデザイン戦士モノモウシ隊のコラムがとてもヒット。経営者に読んで欲しい。

2021/05/28

[ゆず]

途中で挫折

[Kazuo Ebihara]

「デザインマネジメント」、 企業がイノベーションや ブランディングを行なうための最新の経営手法。 本書では、著者が関わった 化学メーカー「三井化学」の 製品素材の隠れた力を引き出した商品化と、 半導体部品加工メーカー「塩山製作所」の ワイン作り事業立ち上げの事例を紹介。 実に面白い。 プロジェクトだから、成功もあれば、 失敗もあるんだろうけど。 まあ、新手のコンサルだね。

2020/05/04