内容説明
京都の山あいで家族とともに挑戦するスマホなし、冷蔵庫なし、クルマなし。電気代月500円。懐かしく、新しい未来。
目次
1部 生活実験ノート(電化製品、さようなら;薪という再生可能エネルギー;クルマをもたずに山里暮らし;虫と鹿と鶏と…;山里暮らしは楽じゃない;山里暮らしを楽しむ)
2部 生活実験の経験と発見(暮らしながら考える;物事はつながっている;遙かなる自給自足;地元を中心にした暮らし;移住の理由;人間中心主義を超えて;周辺部から見えるもの;我が家の節約術;同志求む)
著者等紹介
丸山啓史[マルヤマケイシ]
1980年生まれ。京都教育大学准教授。全国障害者問題研究会副委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
43
巷に溢れる言葉「持続可能な」「SDG's」「環境に優しい」を考える。それらに限らず、言葉の意味の理解は100人100様ではあるが、なかなか突き詰めて考え、かつ、日々の暮らしの中で実践することは簡単ではない。どこまでもキリがないとも思う。自分の暮らしの全てを、賄えるものではないと思う。一つの道具を考えてもそうだ。とは言え、そこはおたがいさまでカバーすると考えると、いくらかは先が見える。そんなレベルとは違うものがあるが、なるほどなあ~と思う視点もある。何もしないよりは、少しでもというところから始める。2024/12/28
Go Extreme
2
懐かしい未来 薪という再生可能エネルギー 薪ボイラー 虫と共に生きる 生態系の力でバランスが保たれる 命の尊厳 日常の手仕事 ダイヤル式の黒電話 騒音問題 我が家の節約術 車を持たない生活 肉を食べない食生活 化石燃料に頼らない 物をもらう 冷蔵庫を使わない生活 たかが一家族 脱成長・脱資本主義 の限界 自給自足 地元の人との交流 環境面で持続可能ならよいのか 動物擁護論への疑問 気候変動問題 省エネ型家電より家電削減 朝市 自治会活動 デジタルデバイスへの依存 足るを知る暮らし 地域の助け合い2025/04/22
イーナ
1
丸善丸の内本店で購入。前半を一気に読んで、なんかもう満足してしまった。2025/02/01