出版社内容情報
■セキュリティに関わることになったら最初に読んでほしい本
セキュリティを実現する方法はいろいろあります。
限られた予算や時間の中で、どれを選択したらよいかはいろいろ悩むことでしょう。
これは企業や組織に限った話ではなく、パソコンやスマートフォンの利用者である個人も対策を考える必要があります。
■攻撃者の手の内を知ればサイバー攻撃は怖くない
テレビや新聞のニュースで流れるサイバー攻撃は、どれでも怖そうに見えます。
どんな対策を取ったらよいか、自身で答えを見つけるのは困難に思えるでしょう。
しかし多種多様に見える攻撃でも、その中身を見れば似たものが多いことに気づきます。
攻撃をよく知れば、どの対策を選んだら効率的かがわかるのです。
本書は、サイバー攻撃の手口をていねいにやさしく解説し、正しい対策を紹介しています。
セキュリティで困っているあなたの答えがきっと見つかるでしょう。
【主な収録内容】
・佐川急便の不在通知を装った偽のショートメール
・JALなどを襲ったビジネスメール詐欺
・6つの大学で相次いだフィッシングからの情報漏洩
・外務省をかたったフィッシングメール
・北朝鮮の関与が疑われる標的型攻撃
・ランサムウエア感染からわずか4日で復旧した病院
・600万ドルを受け取ったランサムウエアSamSamの攻撃者
・プレミアム・アウトレットの漏洩データに含まれる謎の文字列
・セシールが受けた百発百中の不正アクセス
【対象読者】
●セキュリティ対策を考える人
●企業を統括する人
●サイバー攻撃が怖いので守ってほしいと思う人
●情報処理安全確保支援士など、IT試験を受ける人
内容説明
令和も続くサイバー攻撃どう対応すべきか。攻撃者の手の内と正しい対策がすぐわかる。不在通知を装った偽SMS、JALを襲ったビジネスメール。詐欺、6大学で相次いだフィッシングなどを徹底分析。
目次
どうしてセキュリティで困るの
だましのテクニック
身代金を払っていいの
パスワードを覚えられない
DoS攻撃との付き合い方
インシデントに遭遇
著者等紹介
辻伸弘[ツジノブヒロ]
ソフトバンクテクノロジー。1979年生まれ。文系。高校生のころ、サイバー攻撃によってOSをクラッシュさせられ、セキュリティに興味を持つ。コンピュータの専門学校に通いながら、セキュリティを手探りで学び、ペネトレーションテストの仕事に就きたくて上京。現在は、ペネトレーションテストだけでなく、事件・事故を調査するセキュリティリサーチの仕事にも携わっている。攻撃者の立場でシステムを検証するペネトレーションテストで培った分析力とリサーチで得た情報や知識を基に、エバンジェリストとして執筆や講演など幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けぴ
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