あの天才がなぜ転落―伝説の12人に学ぶ「失敗の本質」

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あの天才がなぜ転落―伝説の12人に学ぶ「失敗の本質」

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296102495
  • NDC分類 280
  • Cコード C0034

内容説明

“エジソンを打ち負かした天才科学者”“三菱・三井を超える巨大商社を率いた名参謀”“史上最大のバブルを生んだフランス中央銀行総裁”“松下幸之助と並び称された瀬戸内の再建王”“リッチな証券マン生活を捨てた異能の画家”あれほどの成功をつかんだ男がなぜ?リスクをとって攻め続けた人生を称え、その敗因に学ぶ。

目次

1 転落した天才に学ぶ「競争戦略」(ニコラ・テスラ―エジソンに勝利した天才科学者の哀しい最期;ホレス・ウェルズ―麻酔の発見者が詐欺師と歩んだ悲惨な末路;ジョン・アウグスト・サッター―湧き出る黄金が農場主に災いを招く)
2 転落した天才に学ぶ「マネジメントの法則」(金子直吉―三菱、三井を超えた名参謀巨大商社と共に沈む;坪内寿夫―消えた資産は数千億円 幸之助と並んだ再建王;山城屋和助―日本官民汚職の原点 政商が選んだ壮絶な最期)
3 転落した天才に学ぶ「マネーのトリセツ」(ジョン・ロー―史上最大のバブルを仕掛けたギャンブルの奇才;岩本栄之助―寄附で名を馳せた大阪商人相場の罠に落ちる;渡辺治右衛門―「世紀の失言」が大富豪を悲劇に巻きこむ;松本重太郎―「西の渋沢栄一」が全財産を投げ出した事情)
4 転落した天才に学ぶ「幸せの本質」(薩摩治郎八―パリ社交界の花形「バロン薩摩」の最期は建売住宅;ポール・ゴーギャン―孤高の天才画家は、脱サラに失敗した証券マン)

著者等紹介

玉手義朗[タマテヨシロウ]
1958年生まれ。筑波大学社会工学類卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)、マニュファクチュラース・ハノーバー銀行(現JPモルガン・チェース銀行)などで、外国為替ディーラーの経験を積む。1992年、TBS(東京放送)入社。経済部デスクや経済キャスターなどを務める傍ら、経済関連の書籍や記事を執筆。TBSを定年退職した後、現在はフリーランスのエコノミスト、メディア評論家として活動。日本の近代西洋建築に造詣が深く、各地に残る名建築を200以上訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ27

46
最近メンヘラ気味の私。たまたま見かけて読んだ一冊はかなりの面白さを味わえた。ここに登場した人々の足下に累々たる類似屍があるのも感じた。登場する傑物は天才?と思うが通常の枠を大きく逸脱してるのは確か。17Cのローから始まりつい最近の坪内寿夫まで、古今東西の成功挫折を語る選択肢をどこの視点で決めたか〜筆者は経済部キャスターなどを務めた経験豊かなキャリアの持ち主。語られる蹉跌〜ベンチャービジネスのセオリー、特許戦略、クローズオープン戦略、ステークホルダー管理、イノベーションとリノベーション、政商ビジネスと官論理2019/10/19

R

32
幾人かの一代で栄光と挫折を味わいつくした人を集めた本でした。若い内に大胆な成功を収めたものの、その後うまくいかなくなってしまう、その理由がどこにあったかを解説したりの本だけども、やはりドラマチックなそれぞれの人生が読みどころ。気づかぬ内に自分の人生の制御を失う、それが誰のせいでも、自分のせいですらないこともあるという、人生の理不尽や罠というものを思い知るような内容でした。それでも、天才たちは自分の人生を生き抜いているし、高い志をもって走り抜けたようで、読後感さわやかでした。2019/08/20

trazom

31
傑出した才覚で時代の寵児となりながら、最期は没落した12人が登場する。「天才」との表現に抵抗はあるが、ビジネスマンとして経験豊かな著者の視点で失敗が解説される。ピック&ショベル戦略、特許のオープン戦略、リノベーターとイノベーターの違い、融資と投資の違い、プロスペクト理論、サマリア人のジレンマなど、ビジネス・スクールで学ぶ経営理論が、具体的な事例を通じて語られる。あとがきに「天才たちの中に、誰一人として「悪人」はいなかった」とあるが、確かに、誠実に真摯に事業に取り組んだ上での転落だからこそ、学ぶことも多い。2019/10/15

gtn

30
金子直吉や坪内寿夫、山城屋和助、岩本栄之助、薩摩治郎八等、一時は栄華を究めながら没落した人間を並べる。最後に、こうすれば財産も名誉も維持できたのにと解説を付しているが、余計にそんなものは人生において不要と思える。幸福は、金や名誉ではなく、別のところにある。2022/01/17

mazda

18
現代社会の根幹インフラである電力の基礎を作った二コラ・テスラは、エジソンとの交流直流戦争に勝利したまではよかったのですが、その後研究を無線送電に向けてしまったことが没落の始まりだったそうです。無線送信であれば、今頃彼の名前を知らない人は世の中にいないくらい、偉大な科学者の1人になっていたはずなのに…。生涯独身を貫いた彼は、晩年ホテル暮らしをした挙句、誰にも看取られることなくホテルで孤独死していたそうです。テスラの残念さ以上に、エジソンの性格の悪さにはがっかり…。2021/05/19

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