内容説明
“エジソンを打ち負かした天才科学者”“三菱・三井を超える巨大商社を率いた名参謀”“史上最大のバブルを生んだフランス中央銀行総裁”“松下幸之助と並び称された瀬戸内の再建王”“リッチな証券マン生活を捨てた異能の画家”あれほどの成功をつかんだ男がなぜ?リスクをとって攻め続けた人生を称え、その敗因に学ぶ。
目次
1 転落した天才に学ぶ「競争戦略」(ニコラ・テスラ―エジソンに勝利した天才科学者の哀しい最期;ホレス・ウェルズ―麻酔の発見者が詐欺師と歩んだ悲惨な末路;ジョン・アウグスト・サッター―湧き出る黄金が農場主に災いを招く)
2 転落した天才に学ぶ「マネジメントの法則」(金子直吉―三菱、三井を超えた名参謀巨大商社と共に沈む;坪内寿夫―消えた資産は数千億円 幸之助と並んだ再建王;山城屋和助―日本官民汚職の原点 政商が選んだ壮絶な最期)
3 転落した天才に学ぶ「マネーのトリセツ」(ジョン・ロー―史上最大のバブルを仕掛けたギャンブルの奇才;岩本栄之助―寄附で名を馳せた大阪商人相場の罠に落ちる;渡辺治右衛門―「世紀の失言」が大富豪を悲劇に巻きこむ;松本重太郎―「西の渋沢栄一」が全財産を投げ出した事情)
4 転落した天才に学ぶ「幸せの本質」(薩摩治郎八―パリ社交界の花形「バロン薩摩」の最期は建売住宅;ポール・ゴーギャン―孤高の天才画家は、脱サラに失敗した証券マン)
著者等紹介
玉手義朗[タマテヨシロウ]
1958年生まれ。筑波大学社会工学類卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)、マニュファクチュラース・ハノーバー銀行(現JPモルガン・チェース銀行)などで、外国為替ディーラーの経験を積む。1992年、TBS(東京放送)入社。経済部デスクや経済キャスターなどを務める傍ら、経済関連の書籍や記事を執筆。TBSを定年退職した後、現在はフリーランスのエコノミスト、メディア評論家として活動。日本の近代西洋建築に造詣が深く、各地に残る名建築を200以上訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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