職場復帰を支え、再休職を防ぐ!うつのリワークプログラム

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職場復帰を支え、再休職を防ぐ!うつのリワークプログラム

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296100002
  • NDC分類 498.8
  • Cコード C2047

出版社内容情報

復職3年後の就労継続率70%を誇る その内容をシステム発案者の医師と元患者が詳しく紹介!
職場復帰を支え、再休職を防ぐ!

ご存じですか?職場「うつ」の再発を予防する「復職支援プログラム」のことを。

復職3年後の就労継続率70%を誇る その内容をシステム発案者の医師と元患者が詳しく紹介!




このプログラムの最終的な目的は、職場復帰にとどまらず、

復職後も再休職せずに働きつづけることです。

復職した患者の多くが、その後、再びうつを発症してクリニックに

戻ってきたことをきっかけに、「リワークプログラム」は作られました。

「通勤のようにクリニックに通ってもらい、職場のように何らかの作業

をしてもらって対人関係をみれば、職場に復帰させてもいい時点が

わかる」と気づいた著者が、2005年、うつによる休職からの「リワー

クプログラム」を開始しました。これは、うつ休職後に復職した人が、

再び休職しないようにするためのプログラムなのです。



著者まえがき

「うつ」で休職している人たちを、再休職させないために



序章

うつの患者だった私が

「リワークプログラム」に出合うまで

■五十嵐所長のコメント

 復職しても、また症状が出て、再休職してしまう

■五十嵐所長のコラム1

 うつは脳の不調の病気です



第1章

うつの「リワークプログラム」とは

■五十嵐所長のコメント

 同じ職場に戻っても、再休職しない対処方法を身につける

■五十嵐所長のコラム2

 うつは軽症化し、発症は若年化しています



第2章

準備編「リワークプログラム」を始める前に

□ふくいの体験談1

 同じ病気の人たちに出会い、じわっと親近感を感じた初日

■五十嵐所長のコメント

 生活リズムを整えるという「基礎工事」が、実は一番大切です

■五十嵐所長のコラム3

 うつは、治そうとしなければ治らない病気です





第3章

第1段階

リワーク・スクール 集団に慣れ、自分の課題を探る

□ふくいの体験談2

 主治医とのやり取りで内容を深める

□ふくいの体験談3

 何でも話せる仲間との出会い。何だか人間に戻った気分

■五十嵐所長のコメント

 どういう環境が自分にとって危ないか、また自分自身に課題はまかったか

■五十嵐所長のコラム4

 うつ症状が現れる、うつ病以外の病気もあります



第4章

第2段階

リワーク・カレッジ「疑似職場」でスキルを実践する

■五十嵐所長のコメント

 職場のような環境で発生するトラブルこそがチャンス!?

■五十嵐所長のコラム5

 うつは心の風邪?



第5章

特別講座(「セルフケア」プログラムより)

「ストレスを、自分でマネジネントする」



第6章

認知行動療法

□ふくいの体験談4

書き出して整理すると、イヤな気分が改善する「コラム表」



第7章

その他のうつ

再休職を繰り返す「双極?型障害」「大人の発達障害」と、そのリワーク

1「双極?型障害」「双極?型障害」とはどういう病気?

2「大人の発達障害」「大人の発達障害」とは?



第8章

地方都市のリワークプログラム例

■五十嵐所長のコラム6

 余裕のない働き方が生む「職場結合性うつ病」



第9章

復職準備、復職後のフォローアップ

最終段階?「復職準備室」へ

□ふくいの体験談5

 復職直前、人事部相手に自分をアピール。しかし試練が待っていた!

■五十嵐所長のコメント

・同じプログラムに参加し、共に課題に向き合った仲間が助け合い、支え合うチカラに



第10章

家族向けプログラム「サポート・カレッジ」

□ふくいの体験談6

「僕は君に、何もできないと思われていることがつらかった」

■五十嵐所長のコメント

患者さんのご家族は、もっと孤独なのではないかと考えた



第11章

修了者体験談



付録

うつによる休暇と、リワークプログラム参加に関するQ&A



五十嵐所長とふくいのまとめ

私にとってのリワークプログラム ふくいひろえ



著者あとがき

目の前の患者さんに対応するために生まれたプログラム



五十嵐 良雄[イガラシ ヨシオ]
著・文・その他

ふくいひろえ[フクイ ヒロエ]
著・文・その他

内容説明

ご存じですか?職場「うつ」の再発を予防する「復職支援プログラム」のことを。復職3年後の就労継続率70%を誇るその内容を、システム発案者の医師と元患者が詳しく紹介!

目次

うつの患者だった私が「リワークプログラム」に出合うまで
うつの「リワークプログラム」とは
準備編「リワークプログラム」を始める前に
第1段階 リワーク・スクール 集団に慣れ、自分の課題を探る
第2段階 リワーク・カレッジ「疑似職場」でスキルを実践する
特別講座(「セルフケア」プログラムより)「ストレスを、自分でマネジメントする」
認知行動療法
その他のうつ 再休職を繰り返す「双極2型障害」「大人の発達障害」と、そのリワーク
地方都市のリワークプログラム例
復職準備、復職後のフォローアップ〔ほか〕

著者等紹介

五十嵐良雄[イガラシヨシオ]
虎ノ門リワーク研究所所長。精神科医・医学博士。医療法人社団雄仁会理事長。メディカルケア大手町院長。日本デイケア学会副理事長、日本産業精神保健学会理事、日本外来臨床精神医学会理事、日本社会精神医学会理事、東京大学大学院非常勤講師。1976年、北海道大学医学部卒業。埼玉医科大学助手、秩父中央病院長などを経て2003年、メディカルケア虎ノ門開設。2008年、うつ病リワーク研究会発足、代表世話人に就任。2018年、一般社団法人日本うつ病リワーク協会理事長に就任。リワークの活動をより広く活性化するために、虎ノ門リワーク研究所を設立し、所長に

ふくいひろえ[フクイヒロエ]
「リワークプログラム」終了生。元うつ患者。出版社勤務時代にうつ病と診断され、メディカルケア虎ノ門のリワークプログラムに通って復職。現在はフリーランスの編集者・ライター。この本では企画、編集、取材、執筆などのすべてを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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カッパ

20
うつ病になった人が復帰しても再発することは多い。私はうつではないが不安が強くなり休んだがすぐに再発したという苦い過去があります。リワークプログラムはなんと半年もかかる。でも、再発を防ぐのであればそれぐらいかけるのが望ましいのだと感じた。1年6か月まではみとめられているとはいえ、それだけの時間をかけさせてくれる場所がどのくらいあるかは謎だが。会社の受け入れがよくなることも望ましいが、それも難しかったら自分の力をあげることも考えることも必要なのだと思った。2019/02/05

コジターレ

11
メディカルケア虎ノ門の見学の際に購入した本。既知の内容ばかりだが、復習になった。患者さんやご家族の体験談が豊富で、その点が参考になった。2020/01/07

Aiichiro Nakajima

8
リワークには、再休職しないという職員の強い気持ちを感じ前向きになりました😋2022/06/18

さーもんマヨ

5
A 段階が進めば再読する2021/06/19

佐藤光弘

4
終わりの見えない心の病との闘い。 2014年春からこのプログラムに9ヶ月通った。 自己分析リポートを書く。 ストレスへの対応を学んでいく。 擬似職場での「業務」を通してそのスキルを実践する、ワークシュミレーションプログラム。 おなかのすいている人に食事を出すのではなく、料理の仕方を教えるようなものだと、著者は語る。 2015年1月。プログラムを終了し、復職。 2017年1月。医師から「寛解」の診断を受け、通院が終了。 冬は必ず春となる。 人生は勝つためにある。幸せになるためにあるのだ。2019/02/21

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