出版社内容情報
復職3年後の就労継続率70%を誇る その内容をシステム発案者の医師と元患者が詳しく紹介!
職場復帰を支え、再休職を防ぐ!
ご存じですか?職場「うつ」の再発を予防する「復職支援プログラム」のことを。
復職3年後の就労継続率70%を誇る その内容をシステム発案者の医師と元患者が詳しく紹介!
このプログラムの最終的な目的は、職場復帰にとどまらず、
復職後も再休職せずに働きつづけることです。
復職した患者の多くが、その後、再びうつを発症してクリニックに
戻ってきたことをきっかけに、「リワークプログラム」は作られました。
「通勤のようにクリニックに通ってもらい、職場のように何らかの作業
をしてもらって対人関係をみれば、職場に復帰させてもいい時点が
わかる」と気づいた著者が、2005年、うつによる休職からの「リワー
クプログラム」を開始しました。これは、うつ休職後に復職した人が、
再び休職しないようにするためのプログラムなのです。
著者まえがき
「うつ」で休職している人たちを、再休職させないために
序章
うつの患者だった私が
「リワークプログラム」に出合うまで
■五十嵐所長のコメント
復職しても、また症状が出て、再休職してしまう
■五十嵐所長のコラム1
うつは脳の不調の病気です
第1章
うつの「リワークプログラム」とは
■五十嵐所長のコメント
同じ職場に戻っても、再休職しない対処方法を身につける
■五十嵐所長のコラム2
うつは軽症化し、発症は若年化しています
第2章
準備編「リワークプログラム」を始める前に
□ふくいの体験談1
同じ病気の人たちに出会い、じわっと親近感を感じた初日
■五十嵐所長のコメント
生活リズムを整えるという「基礎工事」が、実は一番大切です
■五十嵐所長のコラム3
うつは、治そうとしなければ治らない病気です
第3章
第1段階
リワーク・スクール 集団に慣れ、自分の課題を探る
□ふくいの体験談2
主治医とのやり取りで内容を深める
□ふくいの体験談3
何でも話せる仲間との出会い。何だか人間に戻った気分
■五十嵐所長のコメント
どういう環境が自分にとって危ないか、また自分自身に課題はまかったか
■五十嵐所長のコラム4
うつ症状が現れる、うつ病以外の病気もあります
第4章
第2段階
リワーク・カレッジ「疑似職場」でスキルを実践する
■五十嵐所長のコメント
職場のような環境で発生するトラブルこそがチャンス!?
■五十嵐所長のコラム5
うつは心の風邪?
第5章
特別講座(「セルフケア」プログラムより)
「ストレスを、自分でマネジネントする」
第6章
認知行動療法
□ふくいの体験談4
書き出して整理すると、イヤな気分が改善する「コラム表」
第7章
その他のうつ
再休職を繰り返す「双極?型障害」「大人の発達障害」と、そのリワーク
1「双極?型障害」「双極?型障害」とはどういう病気?
2「大人の発達障害」「大人の発達障害」とは?
第8章
地方都市のリワークプログラム例
■五十嵐所長のコラム6
余裕のない働き方が生む「職場結合性うつ病」
第9章
復職準備、復職後のフォローアップ
最終段階?「復職準備室」へ
□ふくいの体験談5
復職直前、人事部相手に自分をアピール。しかし試練が待っていた!
■五十嵐所長のコメント
・同じプログラムに参加し、共に課題に向き合った仲間が助け合い、支え合うチカラに
第10章
家族向けプログラム「サポート・カレッジ」
□ふくいの体験談6
「僕は君に、何もできないと思われていることがつらかった」
■五十嵐所長のコメント
患者さんのご家族は、もっと孤独なのではないかと考えた
第11章
修了者体験談
付録
うつによる休暇と、リワークプログラム参加に関するQ&A
五十嵐所長とふくいのまとめ
私にとってのリワークプログラム ふくいひろえ
著者あとがき
目の前の患者さんに対応するために生まれたプログラム
五十嵐 良雄[イガラシ ヨシオ]
著・文・その他
ふくいひろえ[フクイ ヒロエ]
著・文・その他
内容説明
ご存じですか?職場「うつ」の再発を予防する「復職支援プログラム」のことを。復職3年後の就労継続率70%を誇るその内容を、システム発案者の医師と元患者が詳しく紹介!
目次
うつの患者だった私が「リワークプログラム」に出合うまで
うつの「リワークプログラム」とは
準備編「リワークプログラム」を始める前に
第1段階 リワーク・スクール 集団に慣れ、自分の課題を探る
第2段階 リワーク・カレッジ「疑似職場」でスキルを実践する
特別講座(「セルフケア」プログラムより)「ストレスを、自分でマネジメントする」
認知行動療法
その他のうつ 再休職を繰り返す「双極2型障害」「大人の発達障害」と、そのリワーク
地方都市のリワークプログラム例
復職準備、復職後のフォローアップ〔ほか〕
著者等紹介
五十嵐良雄[イガラシヨシオ]
虎ノ門リワーク研究所所長。精神科医・医学博士。医療法人社団雄仁会理事長。メディカルケア大手町院長。日本デイケア学会副理事長、日本産業精神保健学会理事、日本外来臨床精神医学会理事、日本社会精神医学会理事、東京大学大学院非常勤講師。1976年、北海道大学医学部卒業。埼玉医科大学助手、秩父中央病院長などを経て2003年、メディカルケア虎ノ門開設。2008年、うつ病リワーク研究会発足、代表世話人に就任。2018年、一般社団法人日本うつ病リワーク協会理事長に就任。リワークの活動をより広く活性化するために、虎ノ門リワーク研究所を設立し、所長に
ふくいひろえ[フクイヒロエ]
「リワークプログラム」終了生。元うつ患者。出版社勤務時代にうつ病と診断され、メディカルケア虎ノ門のリワークプログラムに通って復職。現在はフリーランスの編集者・ライター。この本では企画、編集、取材、執筆などのすべてを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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