出版社内容情報
本書は、エンジニアの方々に向けたExcel VBAの入門書です。
エンジニアにとって研究などのもっと楽しい本質的な部分により多くの時間が割けること。
データ処理の単純作業から解放され、研究・開発・設計業務に集中できるようになること。
Excelの単純作業はさっと組んだVBAで、ささっと終えることができるようなる。
――これが本書の目的です。
Excel VBAを学ぶための本は数多くあるでしょう。しかし、それらのほとんどが事務系のデータ処理を対象にしたものばかりで、技術系エンジニアの皆さんに適した内容とは必ずしもいえないと思います。しかも、仰々しい(たくさんの勉強時間を要するような)「ハイコード」でVBAを教えている場合が多いです。本書では、「マクロの記録」を最大限にうまく活用することで、「ローコード」でVBAが組める方法を(ハイコードでもなければノーコードでもない方法を)教える内容となっています。どうぞこのノウハウを定型作業の効率化と時短にお役立ていただければ幸いです。
―――「はじめに」より
内容説明
「マクロの記録」を最大限に活用することで、「ローコード」でVBAが組める方法を教えます。
目次
第1章 マクロの基礎知識
第2章 最短で学ぶVBAプログラムの基本
第3章 シートとブックの操作
第4章 複数ファイルのデータを結合する
第5章 大容量テキストファイルの読み書き
第6章 グラフの自動作成
第7章 配列と関数
第8章 デバッグと高速化
著者等紹介
渡部守[ワタベマモル]
1962年埼玉県生まれの千葉育ち、理工系大学を出て就職した大手情報処理会社で科学技術システム部門に配属され、当時世界最速と謳われた米CRAYのスーパーコンピュータを使って原子力プラントの熱流動解析コード(FORTRAN77)の開発および同解析に携わる。その後、建設系の3次元CADシステムのマクロ開発にてマクロと出会い、以降長年マクロ開発に携わりAutoCADやExcelのVBAと出会う。SEとして独立後、システム開発の傍らでC言語やjava等の研修講師も務めるなど若手プログラマーの育成にも力を注ぐ。20年前からは独自の教え方にてExcel VBAの講座を開き1万人以上のメルマガ読者を集めるなど、現在は千葉と長野にて2拠点生活を送りながら広くマクロプログラミングの普及活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。