出版社内容情報
■ 膨大なデータを実際に分析する紙上ハンズオンセミナー
□ データ分析の全プロセスを始めから終わりまで実体験できる!
データ分析やデータサイエンスに興味がある、あるいは業務でデータ分析を実際にやらなければならない――。きっと、そういう人なら基礎的な統計や分析、データサイエンスはの入門書はひと通り目を通したことと思います。おそらくは並行してプログラミングも勉強しているという人も多いでしょう。そうした基礎を学んだところで、こう思ってはいませんか?
「さて、データ分析ってどうやるの?」
本書は実務としてのデータ分析について、データの取得から段階を踏みながら、どのようにデータの特徴や傾向を読み取るのか、具体的なやり方をハンズオン形式で解説します。取り上げるデータ、分析のためのプログラミング環境は、誰でも利用できるものばかり。本書に従ってデータ分析を進めていけば、分析プロセスはこう進めていけばいいのかというリアルな手順が身につきます。
本書が対象にするのは、ビジネスパーソンです。自社の次の戦略をベテラン社員のカンに頼って立案するのではなく、科学的な手法でデータを分析し、根拠のある戦略立案に役立てたいと考えている、現場のビジネスパーソンが対象です。そのためにデータ分析の目的、分析結果の活用まで考慮し、ビジネスの中でデータ分析をどのように生かせばいいのかについても解説しています。
そのうえで、データを調達して、データの前処理を施し、可視化してデータの特徴をつかみ、それを意思決定層にわかりやすくプレゼンできるように表現する。そこまでの実際を本書で体験したいただきます。
内容説明
どういうデータを集め、どんな不備を修正して、どのように分析するか。最前線のアナリストが神髄を解説!前処理、可視化、詳細分析―リアルな統計データで分析の始めから完了までを実体験。こうすればビジネスに役に立つ!
目次
1 データ分析をビジネスに活かす
2 オープンデータのススメ
3 Python入門
4 分析に役立つライブラリ
5 ハンズオン データの準備と前処理
6 ハンズオン データの可視化
7 ハンズオン 戦略立案のためのデータ分析
著者等紹介
小川英幸[オガワヒデユキ]
合同会社長目(ちょうもく)Founder&CEO。1977年生まれ。滋賀大学経済学部経済学科卒。証券会社でトレーダー、アナリストとして勤務したのち、ビジネスでのデータ分析活用コンサルティング会社として合同会社長目を京都市で設立。企業データから衛星データまで幅広くデータを扱う。現在、浜松市の実証実験サポート事業で「オープンデータの利活用」に取り組んでいる。Pythonはデータ分析への活用のため、30代後半から始めた。国内のPythonカンファレンスである「PyConJP 2019」および「同2021」で、参加者の印象に残ったトークのアンケートをもとにした「ベストトーク」でともに2位。「PyCon China北京2019」にも登壇。日本証券アナリスト協会検定会員。プログラミングコミュニティ「はんなりプログラミングの会」オーガナイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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