出版社内容情報
答えのない時代に、あなたは何を拠り所にビジネスをしているだろうか。システムが壊れ、常識が通用しない今こそ、「全体を見て動かす力」が問われている。本書は、元商社マンで米IITデザインスクール出身の著者が提唱する“システムのデザイン”という新しい経営思考。部分最適を超え、ビジネス・社会・組織を「構造」から再設計する。戦略思考とデザイン思考をつなぐ、次世代リーダー必読の一冊。
【目次】
内容説明
この本では「複雑なシステムの状態をあるべきシステムへと導く意図をデザインし、全体最適と共創の視点で望ましい方向へと向かわせるための策をデザインしていくこと」を目標として、皆さんが自分自身でそれを「できるようになる」ための必要な情報を順番にシェアしていきたいと考えています。それがこの本のテーマでありオリジナリティです。
目次
序章 なぜシステムのデザインが大事なのか?~デザイン思考は進化する~
第1章 システムを捉えるとはどういうことか?
第2章 実践プロセスと方法論の全体像
第3章 (前半)課題分析フェーズ どうすれば複雑なシステムの現状(As‐is)を捉えられるか?
第4章 (後半)未来創造フェーズ どうすればシステムをあるべき未来(To‐be)へとリデザインできるか?
第5章 戦略としての「システムのデザイン」
第6章 「システムのデザイン」プロジェクト事例集
著者等紹介
山田和雅[ヤマダカズマサ]
株式会社BIOTOPEマネージングパートナー/戦略デザイナー。システミックデザイナー。早稲田大学政治学研究卒。三井物産にて社会インフラ事業に従事。発電所、スマートシティ等の海外大型インフラ事業の新規開発、M&A、PMI、事業会社に出向しての理念経営の実装・バリューアップなどを経験。その後、イリノイ工科大学デザインスクールにて「広義のデザイン」を活用したイノベーション手法、システミックデザイン等を修める。BIOTOPE参画後は、事業会社での実務経験とデザインスクールで学んだ理論を融合し、営利・非営利・公務問わず様々な組織の長期ビジョン策定、経営理念策定・浸透、戦略策定、ビジネス・サービスデザイン、理念ブランディング、そして社会課題解決型のシステミックデザインプロジェクトなどをリード。システミックデザインの他、ビジネスデザイン、イノベーションメソッド、デザイン思考、共創ファシリテーション、営業活動など研修・講演実績も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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