出版社内容情報
2025年、J-POPは世界の音楽シーンにおいて、たしかな存在感を放っています。ほんの数年前までは、日本の音楽ビジネスは躍進するK-POPと比較され、「ガラパゴス=世界から取り残された音楽」と評されることも多くありました。なぜこの数年で状況が大きく変わったのでしょうか。本書では、近年の音楽業界について、ビジネス構造の変化と技術の進化という2つの側面から読み解いていきます。音楽業界は、常に「炭鉱のカナリア」として世の中の変化にいち早く反応してきました。もともと音楽に興味のある方はもちろん、数年先のビジネスがどうなるのか考えたい人にもおすすめです。
【目次】
内容説明
テクノロジーの進化から見る、音楽業界の最前線!
目次
序章 202X年、日本の音楽が世界に響く理由
第1章 新時代のヒットから学ぶ音楽制作の世界
第2章 ストリーミングから学ぶ音楽配信の世界
第3章 TikTokから学ぶ音楽マーケティングの世界
第4章 フェスから学ぶ音楽イベントの世界
第5章 インディーズに学ぶアーティスト育成の世界
第6章 K‐POPから学ぶグローバル化の世界
第7章 カラオケから学ぶIPビジネスの世界
第8章 歴史から学ぶ音楽ビジネスの世界
第9章 AIから学ぶこれからの音楽ビジネスの世界
終章 グローバルスタンダードを取り入れ「世界とつながり、音楽の未来を灯す」
著者等紹介
鈴木貴歩[スズキタカユキ]
ParadeAll株式会社 代表取締役。ゲーム会社・放送局でコンテンツ企画・事業開発を担当した後に、2009年にユニバーサルミュージック合同会社に入社。デジタル本部本部長他を歴任し、音楽配信売上の拡大、全社のデジタル戦略の推進、国内外のプラットフォーム企業との事業開発をリードし、2016年に起業。現在はParadeAll株式会社の代表取締役エンターテック・コンサルタントとして、日米欧の企業へのエンターテック領域の事業戦略、事業開発、海外展開のコンサルティング事業に加え、日欧のスタートアップのアドバイザーも務める。またJASRAC理事、米SXSW PitchやベルギーWallifornia MusicTech等のアドバイザリーボードも務めており、日本とグローバル、業界とイノベーションの橋渡し役を担っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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