出版社内容情報
「ものづくり」に触れた瞬間、わたしたちは自然と“自分自身”に戻ることができます。完成品の良し悪しではなく、手を動かし集中する“過程”こそが、心のざわめきをリセットしてくれる――そんな新しい休息法・自己成長法として「クラフトフルネス」を提案する一冊です。
本書は「自分で心を休ませ、癒し、豊かにしていく方法」として、“クラフトの精神”を日常に取り入れるヒントを提案するものです。陶芸やビーズアクセサリーづくり、木を削る、コーヒーを淹れるなど、身近な素材や道具を使った「ものづくり」を通じて、五感を満たしながら自分に集中し、暮らしの質を高める――そんな「クラフトフルネス」を日常に取り入れるためのレッスンを紹介します。
デジタル漬けの日常から一歩離れ、“自分の感覚”を丁寧に育むことで、イライラや焦りの感情を手放し、ゆるやかに自己回復していく新しい休息法・ライフスタイルについて述べていきます。
【目次】
内容説明
手作りの精神を日常に取り入れ、自分に没頭する。
目次
Prologue 心が休まらない私たち(もの作りと手仕事;手を動かし心を満たす ほか)
1 繰り返すこと。時間をかけること。(繰り返すことで見えてくる世界;いつもの状態を知り自分の変化を感じる ほか)
2 手を動かし、自分に没頭する(鉛筆をカッターナイフで削る;包丁を研ぐ ほか)
3 美しく上手く使う(丁寧な暮らし、はめんどくさい;紙や布など、素材を3つの“命”で使い切る ほか)
4 自分の感性をほぐす(感性の棚卸しをする時間を持つ;感性を満たしてくれる空間をつくる ほか)
著者等紹介
SHOWKO[ショウコ]
陶芸家。アーティスト。京都にて340年の歴史のある茶道具の窯元「真葛焼」に生まれ、茶道を始めとした日本文化が日常にある家庭で育つ。佐賀県での陶芸修行を経て、京都に戻り自身の工房をスタート。2009年に法人化し「読む器」をコンセプトにした陶磁器ブランド「SIONE」を立ち上げる。銀閣寺近くに旅館を改装した直営店をオープンし、ミラノ、パリ、中国、台湾ほか、活躍の幅を世界に広げている。また、京都の老舗企業「福寿園」を始めとする他社の新規事業立ち上げやブランディング、コンサルティングなども手掛ける。現在は工芸の哲学を活かした感性をひらく宿「うたひ」を開業。「いま」を生きる人々の人生を心地よく幸せにしていく活動にも注力している。臨済宗妙心寺派にて得度(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



