今、ラジオ全盛期。―静かな熱狂を生むコンテンツ戦略

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今、ラジオ全盛期。―静かな熱狂を生むコンテンツ戦略

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  • サイズ 46判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784295410591
  • NDC分類 699.67
  • Cコード C2034

出版社内容情報

2024年2月『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』では、計16万人を熱狂の渦に巻き込むなど、いまラジオは若い世代から絶大な人気を博している。「マスメディアの終わり」といわれる現代で、特定のリスナー層と深くつながり続けることで、再び活力を取り戻した、深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』。V字回復のヒントは、大衆に向けた「広く浅く」から、少数の“熱心なリスナー”に「狭く深く」刺さる戦略へのアップデート。リスナーからの共感と愛着を育むコンテンツ戦略について解説します。本書を通じて、目まぐるしく変化するメディア環境の中で消えない価値を生み出すための視点を学べます。

内容説明

東京ドームイベントは16万人が熱狂&スポンサー数過去最高。なぜ、オールナイトニッポンはV字回復できたのか?タイパ時代の逆をゆく、「じっくり耕す」コンテンツ戦略の全貌。

目次

1 ラジオは風前の灯火だった―2000年代の「衰退」(ラジオ番組は分業でつくる;華やかな世界の裏で、忍び寄る衰退の波 ほか)
2 「東日本大震災」でラジオの存在価値は変わった―2010年代前半の「転機」(2011年3月11日、当日の現場;緊急災害放送と「歌えバンバン」 ほか)
3 「SNS」と「イベント」がラジオを身近な存在にした―2010年代後半の「復活」(「radiko(ラジコ)」がもたらしたもの
ラジオを周辺から盛り上げる「ライトリスナー」の登場 ほか)
4 「コロナ禍」の逆境がラジオを強くした―2020年代の「全盛」(コロナでラジオづくりが一変した;「一緒に不安になりましょう」近づくリスナーとの距離 ほか)

著者等紹介

冨山雄一[トミヤマユウイチ]
ニッポン放送「オールナイトニッポン」統括プロデューサー。1982年1月28日生まれ、東京都墨田区出身。法政大学卒業後、2004年NHKに入局、2007年ニッポン放送へ。オールナイトニッポンではディレクターとして岡野昭仁、小栗旬、AKB48、山下健二郎などでディレクターを担当。イベント部門を経て、2018年4月から「オールナイトニッポン」のプロデューサーを務めている。現在は、コンテンツプロデュースルームのルーム長としてニッポン放送の番組制作を統括している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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akihiko810/アカウント移行中

22
著者はニッポン放送「オールナイトニッポン(ANN)」統括P。近年のラジオ復権の裏側を語る。印象度A- ゼロ年代に低迷したラジオ人気だが、近年では、ラジコとSNSによって人気が復活したという。著者は、「ヤンキー先生のANN」を聴いて「ひとりのリスナーと向き合う」ラジオに感動し、テレビ業界から転職。今ではラジオとは「耕す」メディアなのだと、試行錯誤しているという。 ラジオはラジコの登場で、「いつでもどこでも」聴けるようになって本当に変わったね。私はJUNK(TBSラジオ)派だが、ANNにもがんばってほしい2025/03/28

kenitirokikuti

10
著者はニッポン放送「オールナイトニッポン」統括プロデューサー。ネット配信が当たり前な時代になり、どちらかというと基盤から大きく傾いていたラジオ番組がだいぶ盛り返している話はどこかで耳にした覚えがあるのだが、現在ではもっと華々しく変容を遂げているようだ。オールナイトニッポンにも昭和のしきたりが残っていて、メインリスナーは受験生であり、毎年の入れ替わりに合わせるべきと考えられていたのだが、radikoのデータは20代が多く、もっと上の層もアーカイブで聴いていると分かったそうな。2025/03/22

おとん

6
ニッポン放送のラジオ番組、オールナイトニッポン(以下ANN)のプロデューサーが自身の経験したラジオの衰退から全盛期に至る軌跡を記したエッセイ。具体的で簡潔なエピソードでテンポよく進んでいく。個人的にANNリスナー(ナイナイ、くりぃむ、オードリー、霜降りなど)で、ライバルのTBSラジオJUNK(爆笑問題、おぎやはぎ、バナナマン)のリスナーでもある自分にとっては、実感を持って読み進められる素晴らしい作品だった。特に、東日本大震災以降の流れは記憶に新しく、ラジオというメディアの持つ力を再認識できて良かった。2025/03/23

niaomi

4
ニッポン放送オールナイトニッポン統括プロデューサー富山雄一さん(通称トミー)が書かれた本。オールナイトニッポンリスナーには興味深い内容。星野源ANN、オードリーANN、ナイティナインANN、三四郎ANN、Creepy NutsANNのお話も! ファン必読!2025/04/07

だの

4
ラジオを聴いている身としては読んでおきたいと思い購入。ラジオ低迷期から復活に立ち会った人だからこその思いが書かれてあり、ラジオ局員の情熱と戦略の大切さを知ることができた。また、オールナイトニッポンパーソナリティが短期スパンで交代していたが、長期スパンで務めるようになった要因についての説明もとても納得だった。冨山さんは「cultivate(耕す)」ということをラジオ制作で大切にされているということだったが、耕すことは広く通用することだと思った。2025年2月時点で今年1番読んでよかったと思った1冊だった。2025/02/11

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