内容説明
調査研究の質は段取りと準備で9割決まる!東京大学、慶應義塾大学、国立がん研究センター、国立精神・神経医療研究センターなど、200以上の研究を支援してきた調査研究のエキスパートが伝える、落とし穴を回避しリカバリーする超実践ノウハウと原理・原則。研究途中からでも使える、具体的過ぎる調査研究チェックリスト入り!
目次
1 失敗事例から学ぶ調査研究のよくある落とし穴(予算が不足し調査実施が困難…計画倒れ;年度末までに完了しなくてはならないが間に合いそうにない…スケジュール破綻 ほか)
2 ピンチで使えるリカバリー方法のエッセンス(調査研究はゴールを設定することで全体が見渡せる;無駄をなくし、融通・調整することで研究の質は向上できる ほか)
3 さらにうまく進めるための調査研究のキーポイント(研究のゴールを考える どのような発表、どのような成果を目指すか;調査研究はデザインが9割 ほか)
4 調査研究の舞台裏とインパクト―日本初の大規模Web調査にみる成功のコツ(全ての調査研究は人と人との出会いからはじまる;1000人への道も一歩から ほか)
5 調査研究が切り拓く未来と展望(真のゴールに向けて、調査研究ができること・できないこと;「医学は日進月歩」の本当の意味 ほか)
著者等紹介
板垣貴志[イタガキタカシ]
2004年3月東京大学医学部健康科学・看護学科卒業、2008年3月東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻中退。2011年5月、株式会社アクセライト代表取締役に就任。学生時代に患者・市民・当事者視点に立った調査研究に関わって以降、ITを活用した調査研究計画立案から成果発表までを生業とし、東京大学医学部や国立研究所をはじめ、200件以上の調査研究を支援している。主な関心領域は医療者患者関係、ヘルスリテラシー、ストレス対処力、健康社会学、患者報告アウトカム、臨床研究支援。2013年より日本福祉大学にて調査研究方法論特講ゲスト講師、放送大学「ヘルスリサーチの方法論(’19)」ゲストスピーカーなどを務め、講演活動も精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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