内容説明
いま、仕事の現場に必要なのは会計思考です。儲けるために、いつ、何を、どうすればいいかを考え、動ける人だけが結果を残せる時代です。非会計思考では、もはや太刀打ちできません。
目次
はじめに―会計思考がビジネスの現場を変える
1章 会計思考こそ最強の問題解決メソッド
2章 会計思考で「売上」と「利益」を伸ばす
3章 会計思考でコストに強くなる
4章 会計思考で決算書を読む
おわりに―非会計思考を捨てて、会計思考へ!
著者等紹介
安本隆晴[ヤスモトタカハル]
公認会計士。経営コンサルタント。1954年静岡生まれ。1976年早稲田大学商学部卒業後、朝日監査法人(現・あずさ監査法人)などを経て、安本公認会計士事務所を設立。1990年(株)ファーストリテイリング(旧・小郡商事)の柳井正社長と出会い、以降、社外監査役として、同社の成長を会計面から支えてきた。現在、アスクル(株)、(株)リンク・セオリー・ジャパン、(株)FRONTEO、GROOVE X(株)の社外監査役でもある。2013年3月まで6年間にわたり中央大学専門職大学院特任教授を務めた。2014年5月より若手経営者向けの勉強会「未来経営塾」を開講している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Q
15
リミテッド ●会計、経理はアカウンティングと書かれる。本来は説明という意味。他人にそれを説明するということ ●どれだけ頑張ったのか株主に説明する道具 ●年収600万の人にはその倍のお金がかかっている。人件費を売上総利益(粗利)から払わなくてはいけないから、平均的な粗利率30%で考えると年間4170万稼がないといけない ●現場は粗利が一番身近で親しみやすい ●使用可能期間が1年以上、所得金額が10万以上は固定資産 ●借入金の返済原資は利益 ▷また少し理解出来た気がする2021/02/14
ireadertj
6
会計の基本を学べる本なので、他の会計のほんと大差はなかったように思えた。 但し、経費のところで、損金などの税務処理の観点が載っていてよかった。これまでの会計の本だと、財務会計、管理会計までで、税務会計関連はほとんどでてこなかったので、勉強になった。2020/04/30
さくら
3
簿記三級のみ取得して、二級は挫折してしまった。だが、やっぱり、二級まで頑張らないと決算書をちゃんと読めるようにはならないなと後悔した。自分の給与の二倍くらいを雇用している企業が払っていることは知らなかった。それを踏まえて、自分は給与以上の仕事ができている人材か振り返るべき。2023/10/06
和之介
3
非会計思考を捨てて会計思考へ!確かにそう思います。社員の末端までが自分が一年間働いた出来高、原価、損益を理解し行動出来る企業は倒産に程遠い企業だろう。社員の半分でも会計思考の考えで仕事が出来ていたなら不景気に強い企業だと思う。従業員の意識の持ち方で企業は強くなれるのだろう。この意識付けを経営者が真剣に行う事で企業は強くなるのだと信じたい。2023/10/01
AU
3
会社の数字は、経営層だけでなく若手含めたみんなのものであることが平易な説明でとてもよくわかる。 サラリーマンである以上、会社で自分のやりたいことを実現しようと思ったら数字で説得して承認を得る必要があるけれど、そのとき考えるべき視点として勉強になった。2019/11/11
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