内容説明
家族は家族である前に自らの人生の主人公。ある日突然、生きづらさを抱えることになった本人と家族、とまどい、苦しみ、不安をどう乗り越えたのか。家族15の人生を通して分かりやすく解説する入門書。用語解説付き。
目次
息子と父―「使命感を持って生きていける幸せな人生だ」と言えるように
母と息子―多様な側面の1つが雑談薬局の薬剤師
姉と弟―航空会社の元CAという側面を持つ私が今を一所懸命生きる
父と息子―列車運行会社や「親父の会」での温かみのある軌跡
母と娘―小学校の教師の経験を持ちつつ登山と家族支援に青春をかける
息子と母、そして妻―家族としての70年以上の経験を昇華させ、今を誠実に生きる
母と娘―40年間暮らしているこの地域で日々のドラマを楽しむ
妹と姉―大地でたくましく生きる人たちから得た、「蟻と自分は対等な存在」
父と息子―社会での感動を描(書)き、他者と対話することは存命の喜び
母と息子―ユーモアと愛情をもって温かい家庭を作ってきたその先に感じられること
母と息子―豪快な笑いの奥にある、不便やさを超越した周囲を包み込む愛情
弟と姉―兄弟姉妹の立場であると共に支援者でもある私の宣言
母と娘―明るく、ほがらかに、多くの人に元気を注入するべく歩き続ける
母と息子―子どものように天真爛漫で、夫婦漫才では決まって突っ込み役
姉と弟―長い心の旅路を通して、扉を開けることができた
著者等紹介
青木聖久[アオキキヨヒサ]
日本福祉大学教授社会福祉学博士(精神保健福祉士)。1965年、淡路島出身。1988年、日本福祉大学社会福祉学部卒業後、PSWとして、慈圭病院(岡山)、関西青少年サナトリューム(神戸)という精神科病院で約14年間勤務。その後、サポートセンター西明石(作業所)の所長として4年間勤務。2006年より現職。2004年に京都府立大学大学院福祉社会学研究科修士課程、2012年に龍谷大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。主な社会的活動として、全国精神保健福祉会連合会理事、日本精神保健福祉学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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