内容説明
仮説・検証ループで、エースもベテランも1年でブッちぎる。営業の各プロセスを改善し続けて、ケタハズレの実績を出す思考法。
目次
序章 日本の営業がアップデートすべきこと
第1章 営業をアップデートするために必要な力
第2章 マーケティングプロセス
第3章 セールスプロセス
第4章 営業として加速度的成長を果たすための思考と行動
第5章 強い営業組織のつくり方
著者等紹介
冨田和成[トミタカズマサ]
株式会社ZUU代表取締役社長兼CEO。神奈川県出身。一橋大学卒。大学在学中にIT分野にて起業。卒業後、野村證券にて数々の営業記録を樹立し、最年少で本社の超富裕層向けプライベートバンク部門に異動。その後、シンガポールでのビジネススクール留学を経て、タイにてASEAN地域の経営戦略を担当。2013年株式会社ZUUを設立。FinTech企業の一角として、月間350万人を集める金融メディア「ZUU online」や、主要なピッチコンテストでも受賞歴のある投資判断ツール「ZUU Signals」で注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
286
読むのが大変だった。というのも、よくある営業マン向けの軽いハウツー本ではなく、本書は営業パーソン向けのPDCA(仮説検証)の回し方や顧客の選別、話し方、アフターフォローなど、あらゆるシチュエーションごとの指南をかなり細かく支持しているから。本当に本気で自分の営業スタイルを改革したい人にとってはかなり役立つ内容だと思う。しかし、そこまで気持ちが高ぶっていない人には、実践はおろか、読むことすらかなりの体力を必要とするんじゃないだろうか。あと、話がとっても理屈っぽい。悪い本ではないけど。2017/11/08
マエダ
55
営業の本は全然読んでいなかった。どの仕事も考えて工夫していかなければ生き残っていけないし、工夫や考え方を変えることで面白さが出てくる。2019/06/10
Kentaro
33
ゴール設定にもよるが、一般的に課題をリストアップするとかなりの数になる。しかし、人はタスクを同時に抱えすぎるとフォーカスポイントが曖昧になって成果が思うように出せなくなる。よって重要なのは適宜、選択肢をふるいにかけ、「やらないこと」を決めると同時に、「やること」について優先度づけを行うことである。 目安として、上位3つを決めておくといいだろう。優先度づけについては、前掲書では厳密にその基準を定めていたが、直感で決めてしまうのも一つの手ではある。こうした場合の優先度は、次のPDCAサイクルで改善すればいい。2019/08/06
sayan
27
本書は、2つの意味で個人的には興味深かった。まず、営業という仕事の定義変更を通じて業務価値を高めようと試みている点である。営業と言えば、迷惑な存在で、誰でもできるイメージが先行し、猪突猛進汗をかき、卑屈なイメージをの破壊に挑戦しているくだりは刺激的だ。次に、営業という仕事を言語化を意識している。これは、先月読んだ「戦略参謀の仕事」で議論された、再現性を追求し、PDCAを通じてより仕事の価値が高まるメカニズムの構築を試みている。本書で示された内容は今の業務に満足する事なく価値をあげるために多く示唆を得れた。2018/07/08
奈良 楓
13
【◎】・精神論はゼロ。 ・これでもか、というくらいタスクを徹底して分解することで見えてくるもの。 ・中盤ぐらいから面白くなってきました。営業って、企画なんですね。2019/02/09
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