内容説明
過去の戦争の流れを変えた著名な戦いを取り上げ、「技術」というフィルタを通してみることで、今を生きる私たちに有益な教訓を得る。また、技術そのものに関わらず、戦略的背景、技術に関わった人々についても取り上げ、技術と戦略の関係を考察。
目次
序章 戦略と技術について
第1章 戦略の「常識」はいつも「技術」によってくつがえされてきた
第2章 新技術の強みを生かし、既存戦略をくつがえす
第3章 既存技術の新たな使いみちを見つけ、既存戦略をくつがえす
第4章 既存戦略をくつがえす技術を生み出した技術者と組織
第5章 戦争が生み育てた技術の「その後」
著者等紹介
藤田元信[フジタモトノブ]
1979年愛媛県北宇和郡三間町(現宇和島市)生まれ。愛光学園高校卒。元陸軍将校の祖父から大東亜戦争での経験談を聞き、技術の優劣こそが生死を分けることを学ぶ。6歳からはじめた模型づくりで、世界各国の兵器213種類を手がけ、システムコンセプトの差異や開発史に興味を持つ。世界初のミサイル技術者であるフォン・ブラウン博士に憧れ、システムズエンジニアリングを学ぶため東京大学に入学。東京大学工学部計数工学科(計測コース)及び大学院情報理工学系研究科で、システム情報学を専攻。現在、防衛装備庁技術戦略部に勤務。PMP(米国PMI認定)、博士(情報理工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
23
戦争史における技術革新を取り上げ、革新的技術の獲得が勝利を手にしてきたという事実を列挙する。このことはなにも戦争だけではなく、われわれ社会の競争においても当てはまることである。例えばこの数十年においてもPC技術やネット技術の優位にある者が、どれだけライバルに差をつけたであろうか。そしてこれからの時代であれば、優位性の確保のためにはAI技術などを獲得せねばならない。ではこの革新的技術はいかに獲得できるのか。日頃の研究というのは当然なのだが、枠にはまらない柔軟な発想、そしてそれを実践してみることが何より大切。2017/08/15
九曜紋
9
幾度かの戦争を通じ、欧米諸国は戦況の不利を覆すために(科学)技術の力を磨いた。そこからスピンオフして現代の民生技術の発達をももたらした。良くも悪くも現代文明は戦争の歴史そのものだ。そのことの是非は問うまい。そんな中で日本は技術の差を埋めるために技術を磨くのではなく、精神力に頼ろうとした。特攻隊、特攻兵器など。いま、人類史はビジネスを含めて大きな分水嶺にあるが、いまだに日本の社会には精神主義に頼る悪弊が残っているように感じる。こういう書籍に触れて日本人ももっと学ばないと。 2017/07/25
Gordon
5
二つの世界大戦で大きな戦果を挙げたり、ブレイクスルーとなった技術から、現代のビジネスに通じる教訓を示されている。 歴史的背景や当時の戦況なども詳細に記され、厳しい状況からいかに敵国を凌駕して勝利するか、まさに生死をかけた技術合戦だったかという事をうかがい知れた。 技術の進歩のみならず、技術を最大限に活かす戦略の重要性が現代のインダストリー4.0をはじめとした、イノベーションに繋がっているという主張にも納得。2018/02/12
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
3
場数が違う。戦略も数多くの「実践」に裏付けられた証拠があってこそ。戦略策定→結果の間に読み間違いは必ず発生するからである。2017/07/16
ケイティ
2
技術は有利を生み出す。戦略は有利を利用する。技術と戦略。この2つが揃えば強力な武器となる。 戦争によって技術が大きく発展し、今の便利な生活を支えているとはなんと皮肉な、、、2020/02/29
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