MdN新書<br> 江戸の格付事情

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江戸の格付事情

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784295205968
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0221

内容説明

今も昔も日本人は「格付」が大好きだった!江戸時代は身分の別があり、現代人からすると窮屈な印象を抱きがちだが、幕藩体制を維持するためには必要な制度だった。領地は少ないが官職に就ける小大名、領地は多いが身分は低い大大名。名刺代わり(?)の「○○守」「△△介」など、武士には様々な格付があった。かたや、庶民はこの格付を遊びとして楽しんだ。相撲の番付風に料亭から遊女に朝晩のおかず、神社仏閣に温泉など、ありとあらゆるものを格付=ランキングしていった。格差と序列の江戸時代を理解する必携の一冊。

目次

第1章 江戸の格付事情“将軍・大名篇”(武士の種類;官位とは;官職名;大名の種類;大名の領地;大名の序列;大名の詰所;大名の服装;大名屋敷;参動交代;登城風景;江戸城の正月;大老になれる家;徳川家一門衆;御三家 VS.御三卿;姫の嫁ぎ先)
第2章 江戸の格付事情“幕臣・陪臣篇”(将軍直属の家臣;幕臣の給与;幕府の役職;江戸の警察;家来(供)の人数
屋敷のスペース
大奥のヒエラルキ
大名の家来衆
武家女性の呼称
金で武士を買う)
第3章 江戸の格付事情“職業篇”(公家;医師;学者;役者;力士;商家;儲かる商売;遊女;職人;盲人;町人;女性の名前;火消;火事;農地)
第4章 江戸の格付事情“見立番付篇”(見立番付の流行;江戸の五つ星;菓子屋;死後の世界;大食い大会の流行;人気おかず;宿泊施設;駕籠と乗物;牢屋;江戸の名湯l寺社仏閣)

著者等紹介

安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
歴史家、文学博士。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

52
著者は、最近お気に入りとなっている歴史家で文学博士の安藤優一郎先生。格付をテーマに江戸の社会を読み解くことで、格差社会の表と裏を分かりやすく紹介した一冊。第一章は石高や位による大名の格差事情、第二章は旗本や御家人による幕臣の格差事情、第三章は武士よりも身分上は下になる町人の格付事情を紹介。第四章は江戸の格付事情と題し、名所・菓子・大食いなどの「見立番付」を紹介。江戸時代の社会情勢がよく分かりました。2024/02/22

たまきら

33
日本人のランキング好きを様々な分野を例にして紹介している内容で、私の雑学欲が満たされホクホクしています。どこにでも、いや、動物にも階級制度があるので、哺乳類的なものなのかしら…なんて思いながら読みました。娘が一番喜んだトリビアは「子」のつく名前は天皇の娘、という説明部分で、「なるほど!だから紫式部はまひろで、清少納言はききょうなのか!」と大河ドラマを兼ね合いにして納得していました。2024/04/22

わ!

3
面白い!ランキング…よりも、江戸時代の律令制の官位と、幕府の役職の相対性が説明されていて、とても面白かった。つまり将軍になるためには、官位をどのレベルまで受けなければならないなどと言うことが、細かく決められていたそうだ。時代劇などを見ていて、そうだろうな…とは思うものの、はっきりとした基準などは知らなかったのでスッキリした。ドラマの「無用庵隠居修行」を観ていたのだが、あの中で水谷豊さん演じる日向半兵衛が「大殿」と呼ばれているシナリオが、面白くするための演出かと思っていたのだが、本当だと初めて知った。2023/08/26

数太郎

1
江戸時代の諸相をランキング形式で解説。封建社会の構造が理解しやすい。2025/06/10

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