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三島由紀夫が愛した美女たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 295p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784295204404
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0295

出版社内容情報



岡山典弘[オカヤマ ノリヒロ]
著・文・その他

内容説明

三島由紀夫の半生は、魅力的な女性に彩られていた。周知のとおり三島は、透徹した「眼」をもつ作家である。少年期から独自の美意識を研ぎ澄まして、絢爛たる“三島美学”を構築した。その「眼」は、文学に向けられ、演劇に向けられ、映画に向けられ、美術に向けられ、そして女性に向けられた。生前の三島は、日輪のような眩い光芒を発した。その光りを浴びた美女たちは、月のごとく清らかであった。「昭和」という時代は、男も女も輝いていた。

目次

第1章 最も愛した映画女優―若尾文子
第2章 天上界の麗人―美輪明宏
第3章 手塩にかけた新劇女優―村松英子
第4章 シャンソンの女王―越路吹雪
第5章 三島文学のモデルとなった佳人(フランス大使の令嬢―三谷邦子;高級料亭の令嬢―豊田貞子;京の公家の血筋―東久世壽々子;サロンの主宰者―湯浅あつ子;加賀百万石のお姫様―酒井美意子;三宅のお妃様―北白川祥子)

著者等紹介

岡山典弘[オカヤマノリヒロ]
作家・文芸評論家。愛媛県松山市生まれ。松山大学卒業。自治大学校卒業。愛媛県庁勤務後、2016年4月から、松山大学非常勤講師として日本文学を講ずる。伊予銀行の審議役を経て、現在、いよぎん地域経済研究センター(IRC)主席研究員。柔道三段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

158
今年が、三島由紀夫・生誕100周年。関連本が目に付く中でも、特に面白かった。取り巻く「美女」の二人目に美輪明宏が登場! 二人の出会いの会話に、ぶっ飛んだ。「なにか飲むか?」(三島)「芸者じゃありませんから、結構です」(美輪)「可愛くない子だな」「ぼくは奇麗だから、可愛くなくてもいいんです」…。多様で複雑な三島の心境や、当時の社会状況が手に取るように良く分かった。2025/07/29

mooroom7

5
それほど三島の本を読んでもないし、特に好きでもないが、異様な人物像には興味を持たざるを得なかったので、評伝的なものは良く手に取る。これも図書館の棚で目について、暇潰し的。三島は本格な男色家というイメージが強かったが、若い頃から女性との真剣な付き合いもあったらしい。30代前半で既に大作家に列せられる風であったから、アクセサリー的に美女を侍らせる趣味かとも思っていたが。越路風吹と結婚寸前まで行っていたとか、その吹雪が何と小林秀雄に熱をあげていたとか。文士風情は皆ようもてまんなあ~、と羨ましがるのが関の山。2026/05/12

うー

3
あんまり期待してなかったんだけど、読んでみたら大変に面白い本だった。作者は高校の時に仮面を読んで熱病にうなされるほどの衝撃を受けたという。出てくる女性たちの生い立ちやらエピソードがおもしろすぎ。ほんまかいなの連発。三島先生は生き急いだというかものすごい密度で生きていたんだなということが感じられた。2022/12/09

Chihoish

2
三島は小説はもちろん戯曲も数多く、実際のお芝居を観てみたかったなぁ。村松英子さんのエピソードが印象に残った。2022/12/23

marsh

2
著者岡山典弘氏は豊富な資料や文献を元に、審美感の鋭い作家三島由紀夫が憧れ、恋心を抱き愛した十人の美しき女性たち〈女優、エンターテナー、新劇女優、フランス大使令嬢、高級料亭の令嬢、公家や宮家の令嬢など〉との『物語』を数多くのエピソードも交え描いてみせた。三島作品との関係性も解いていて再度三島作品を読んでみたくなる。三島ファンとしては興味深い一冊だ。2022/11/12

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