目次
第1章 ウクライナ侵略戦争で一変したロシアと世界
第2章 ロシアの興亡―その面貌
第3章 歴史のトラウマ―栄光と悲惨
第4章 異形のロシア経済―停滞と格差の構造
第5章 ロシア人の実相―欲望と渇望のシンフォニー
第6章 プーチン政権の内奥―ロシア政治の深層
第7章 ロシアの外交―その無力、その底力
第8章 日露関係―すれ違いの二〇〇年
著者等紹介
河東哲夫[カワトウアキオ]
外交評論家/作家。1947年東京生まれ。東京大学教養学部卒業後、1970年外務省入省。ハーバード大学大学院ソ連研究センター、モスクワ大学文学部に留学。外務省東欧課長、文化交流部審議官、在ボストン総領事、在ロシア大使館公使、在ウズベキスタン兼タジキスタン全権大使を歴任。2004年外務省退官。日本政策投資銀行設備投資研究所上席主任研究員を経て、評論活動を始める。東京大学客員教授、早稲田大学客員教授、東京財団上席研究員など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sakadonohito
7
著者はロシアで生活したこともあってか一般ロシア人への解像度が高く、その点では読み応えがあった。一方でプーチンへの踏み込んだ言及には少し怪しいものを感じた。著者はプーチンが2024年大統領選挙には出ないと予想しているが、さてどうなるか。2024/01/01
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/0fd8e034-579f-45be-b0a9-2c78c85510ef 2025/07/04
はむはる
1
ロシアという国を知るためには、とてもよくまとまった本だと思った。一冊しか読んでないから他の本とは比較できないけれど、色んな角度で書かれていて、へーと思うことが多かった。特にどんなものの考え方をするのかは、とても興味深く感じた。今度は歴史が書かれた本を読んでみようと思う。2022/10/13
Go Extreme
1
ウクライナ侵略戦争で一変したロシアと世界: 興亡は繰り返すか ユーラシアの中に溶解するロシア ロシアの興亡―その面貌: メンタリティ 垂直の権力ー専制的統治機構 歴史のトラウマ―栄光と悲惨: ロシア=悲嘆の歴史 ビザンチン 集団所有の伝統 異形のロシア経済―停滞と格差の構造: 透明性の欠如 計画経済=政治 ロシア人の実相―欲望と渇望のシンフォニー: 何でもあり 残酷なるロシア プーチン政権の内奥: 政治工学 ロシアの外交: 帝国の崩壊 最後に遺された白人国という錯覚 日露関係: 分化は別 日露の経済関係2022/07/04
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