内容説明
自分の価値の見つけ方、つくり方を学び、健やかに、仕事を楽しく続けるための道しるべ。Webで話題になった講義「デザイナーの未来コンパス」を新たに書き下ろして収録した待望の増補改訂版!
目次
第1章 デザインを知る、たのしごと。
第2章 あなたとデザインを考える、たのしごと。
第3章 仲間との関係を学ぶ、たのしごと。
第4章 クライアントとの関係を育てる、たのしごと。
第5章 あなたのこれからを創る、たのじこと。
最終章 デザイナーの未来コンパス
著者等紹介
カイシトモヤ[カイシトモヤ]
アートディレクター/グラフィックデザイナー。株式会社ルームコンポジット代表取締役。東京造形大学教授。関西大学産業心理学専攻卒業後、広告プロダクションを経て2004年独立、2007年より法人化。仕事においてプロセスやコンテクストおよびそれらの言語化を重視し、クライアントに寄り沿って並走するように、さまざまなコンセプトメイキングやデザインを行っている。香港国際ポスタートリエンナーレ金銀銅賞/KAN Tai‐Keung賞、APA金丸重嶺賞、繊研流通広告賞金賞、深〓国際ポスターフェスティバルExcellent Award等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カエル子
4
「良いアイデアは(中略)必要な材料のインプットがあってこそ」「(指示を出すときは)必ず理由とともに伝える癖をつけましょう」「提示された与件の理由を突き止め、先方の反応を確認」するのが最初の仕事、労働を売るのではなく「デザインという価値を売っている」と考え方を切り替えて、「お金に含まれない価値」も加味して仕事を受けるべきかどうか(あと見積も笑)を考えるべし……と、デザイナーに限らず一人前の社会人としてしっかり稼げるようになるための知恵と工夫と心構えが大きな字でわかりやすく列挙されてました。2022/03/27
あつき
2
デザイナーの仕事は「写真、イラスト、文字などの要素同士の関係性を効果的に配置する」ことである。表現の伝達性能を上げるためには、「多数派のイメージを取る」という考えが大切。デザインを評価する時、なぜこのデザインが良いのか、ダメなのか、感覚的な話で片付けてしまうのではなく、どんな細やかな部分でも言語化してみると良い。「なんかダサい」はNGワード。クリエイターに必要な5つのスキルは①発想力②造形力③美的判断力④情報力⑤コミュニケーション力。2024/07/13
ありつつ
1
読み応えとワクワク感があるいい本だった。 デザインの仕事をしてるわけでないけど、絵を書くことは好きなのでたのしくいこう。2023/08/19
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