内容説明
役に立つ数学!“投資に使える期待値”“男女の出会いもすべて確率”“生命保険の期待値モデル”“志望校は偏差値より期待値で選ぶ”“宝くじやギャンブル期待値で計算してみると?”…人生に必要な「確率」「期待値」の知識だけを集めました。
目次
序章 実生活で役立つ「期待値」―期待値を計算する習慣をつけよう
第1章 集合―実は数学のいちばん根本の単元
第2章 場合の数(順序・組合せ)―何通りあるか?を割り出して決断
第3章 確率―確率の積み重ねで人生が変わる
第4章 期待値―知っているのと知らないのでは大違い
第5章 期待値実践編―期待値は「成功」のためのツール
著者等紹介
鍵本聡[カギモトサトシ]
KSP理数学院代表講師/株式会社KSプロジェクト代表取締役。1966年、兵庫県西宮市生まれ。京都大学理学部、奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科修了、工学修士。ローランド株式会社(電子楽器開発)、高校教員、予備校講師などを経て現在は関西学院大学、大阪芸術大学、大阪女学院大学などで非常勤講師として教鞭をとる。同時に学習塾「KSP理数学院」を大阪で運営、中学高校生を対象に算数・数学教育および大学進学サポートに最前線で携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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turtle
8
面白い本でした。あれほど苦しんだ確率がすっと理解出来たような気がします。 子どもの問題集を解いてみようかな。 期待値を用いた思考は日常生活でとてもよく使うので、やっぱり数学の勉強は必要だなぁと思います。2022/02/08
よう
5
【メモ】図書館本。思っていた本と違ったのでさらっと。2025/05/18
しょう
5
場合の数、確率、期待値。勉強としてはウワッと思ってしまう分野だが、競馬や保険、恋愛にまで確率の考え方が関わってくるとなるととても身近で思わず一気見。学生時代勉強する前にこの本と出会っていたら吸収も早かったのではないかと思う。まずは自作のルーレットを作って子どもたちに楽しく教えてみよう。2025/01/24
チェル
2
順列、組合せの項では数式の振り返りになり、確率、期待値の項でも、教科書に書かれている内容よりもわかり易かった。実践編は読まなくてもいいかも。2024/09/08
雑魚
2
期待値は確率だけ理解できてればいいと思ってたけど、土台として集合や場合の数の理解が必要であると学んだ。内容もわかりやすい。期待値は何かを選択する時になんとなく考えてることで、期待値に対する理解を深めることでより自分にとって有益となる選択ができるようになる!かも。2023/05/02