内容説明
「コロナ敗戦」新型コロナウイルスのパンデミックは、中国を例外として世界中で拡大し続けた。そのダメージは計り知れなく大きい。だが、2020年秋になると、日本政府は感染防止対策より経済対策に注力するようになった。コロナ禍で露呈した日本の後進性、ガラパゴス化、そして経済衰退はより深刻だ。この国の最大の問題―少子化による人口減、財政赤字、そして経済の低迷が解消される兆しは一切ない。ポストコロナの世界を透視する国際政経社会論!
目次
第1章 いつまで続く「コロナ大不況」
第2章 「ポストコロナ」時代、失われる仕事
第3章 米中戦争「二股政策」で日本自滅か?
第4章 グリーン・ニューディールの罠
第5章 日本が韓国より貧しくなる日
第6章 止まらない世界ランキング下落
第7章 「コロナバブル」は必ず崩壊する
第8章 日本は財政破綻してしまうのか?
第9章 「デジタル通貨」がもたらす絶望未来
第10章 未来なき老害政治と女性差別
著者等紹介
山田順[ヤマダジュン]
ジャーナリスト、作家。1952年、神奈川県横浜市に生まれる。立教大学文学部を卒業後、光文社に入社。「光文社ペーパーバックス」を創刊し、編集長を歴任。2010年からフリーランスになり、国際政治・経済・ビジネスの分野で旺盛な取材・執筆活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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