内容説明
オリジナリティーは、実は「自分以外の人」が教えてくれるのかもしれない。写真の“自分らしさ”って、どうやって見つけるの?マネするだけじゃうまくならないの?異色の経歴を持つ人気フォトグラファーが語るSNS時代の写真表現のヒント。
目次
Prologue Start―ボクが写真を始めたこれだけの理由
1 Originality―自分らしい写真ってなんだろう?
2 Imitation―真似することからすべては始まる
3 Challenge―「やってみたい」を大切に行動を起こして表現につなげる
4 Expression―写真を撮って「表現」するということ
5 Skill up―感性を磨いたらスキルを高めていこう
6 Continue―写真を楽しく続けるための工夫
著者等紹介
澤村洋兵[サワムラヨウヘイ]
1985年京都生まれ。美容師、和食料理人、バリスタ、珈琲焙煎士などさまざまな職業を経験してきた異色の経歴を持つフォトグラファー。企業案件や広告写真、オンラインサロン主宰やSNSブランディングアドバイザーなど幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinita
10
CP+2024でステージを見て購入。優しく語りかけるようなゆるい文章で、写真を撮りたい気持ちを後押ししてくれる、いい本だった。いろんなテクニックを試してみたり、いいと思った写真・そうでない写真を模倣してみたり、写真以外のアートや広告・風景など「いい」と思ったもののよさを分析して取り入れてみたり……とにかくなんでも試して学んで取り入れて自分の中の選択肢を広げていき、その中で感性に合ったものを取捨選択していくことが結果的に「自分らしさ」に繋がっていく。2024/03/01
あつき
5
フォトグラファー澤村さんの写真に対する考え方をまとめた本。目指したい表現を見つけるためには、たくさんのものを見て、感性を磨くことに尽きる。あまり好きじゃないけど、評価がめちゃくちゃ高い作品を真似してみると表現の幅が広がる。自分に合わないことやものを知ることも大事。影を見て光の質を見極めるというのが当たり前だけど響いた。影の濃さで光の強さを知り、影の長さで光の角度を見て、影の方向で光の方向を見る。2023/11/25
ムートン
4
掲載されている写真が良い。タイトルは「あの人」だけど、本の中身からは「私が」と一人称の方がしっくりくる印象。自分を語っているので、それはそれで参考にはなるけれど、コミュ力が高めの人なので、読んだところで真似するのは難しい。色彩検定は基礎力を高めるにはいいかもと思った。2023/02/10
kaz
3
表現する手法は自分にはあまり縁の無い話とは言え、写真そのものは独特の雰囲気があって面白い。図書館の内容紹介は『写真の“自分らしさ”ってどうやって見つけるの? マネするだけじゃうまくならないの? 異色の経歴を持つ人気フォトグラファーが、SNS時代の写真表現のヒントを語る』。 2022/10/08
shin1
2
趣味でがっつり写真を撮るので、もっと上手くなりたい!と思い買ってみた。とても参考になった。楽しいを持ち続けられる工夫をしようと思った。2023/05/21
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- 和書
- 光源 文春文庫