内容説明
おまえらの人生、まだ1回裏。よくやった。君たちと一緒にやれてよかった。君たちは、“可哀想な3年生”ではない。“たくましくなった3年生”だ。つらい経験をするほど、人は優しく、強くなれる。意味のない経験なんてない…全国43校の感動の手紙掲載!
目次
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Comit
55
市立図書~2020年5月、コロナ禍で中止が決定された夏の甲子園。目標を見失い、打ちひしがれ、それでも再び前を向き、最後までやり切った高校野球。特別な一年、特別な夏を戦い切った高校球児。折れそうだったのは監督も一緒、43のラストレターには球児の姿に、心奮い立たつ監督の本音も綴られていた。人生という野球は終わらない。逆境を乗り越え、未来を切り開いていく彼らに送る、監督達からの心からのエール✨2021/07/20
ドリル
20
★★2021/04/20
373
4
当たり前が幸せだった、多くの高校野球の監督がそう綴っていた。コロナが世界中に蔓延し、その脅威も定かではなかった2020年。全国で休校やステイホームが敢行され、瞬く間に奪われていった日常は、高校球児の夢の舞台、夏の高校野球をも奪い去っていった。本書は全国43校の野球部監督がチームメイトそしてともに戦った同志へ向けたラストレターを綴ったもの。失ったものを嘆くのか、そこから何かを得るのか。後にコロナ世代と呼ばれるであろう彼らの未来が明るいものであることを切に願う。★32022/08/26
まめもやし3
2
野球部ものって泣ける。この3年間、どの部活も同じような経験したよな~。2022/06/01
遠野空
1
この時に味わったこと、気持ち、全てが次に繋がっているということに改めて気づきました。2024/11/17