「アタマのやわらかさ」の原理。 - クリエイティブな人たちは実は編集している

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「アタマのやわらかさ」の原理。 - クリエイティブな人たちは実は編集している

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784295004950
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

読者対象:企画やアイデア、クリエイティブ思考を求められるビジネスパーソン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

143
おもしろかった。クリエイティブ系の書籍を多数手掛ける編集者によるアイディアの本。編集者とは、編集とは結局の所なにをする仕事なのかということがまとめられている。ただ、本書を読む前に、本書の中でもたびたび出てくるジェームス・ヤングの「アイデアのつくり方」は読んでおいたほうがいいかも。特に重要なのは、アイデアは単なる異なる要素の「足し合わせ」ではなく、掛け算のような組み合わせで、単一では生み出せなかった新たな価値を見出すところにあるというところではないか。大変勉強になる。2020/06/12

けんとまん1007

38
とても面白く、気づきが多く、またかねてからの自分の考え方が裏付けられた感じがする。視点・見方を変えてみる、ずらして考えてみることは難しいことではあるが、そんな思いを持つだけでも違うと思う。課題をクリアするのではなく、今の状態をよりよくするために・・・。そして何より、無から有は生まれない。何かを生み出すためには、圧倒的な知識が必要だということ・・・これは、自分の考え方と同じ。ただ、圧倒的のレベルには、遠いものがあるが、少しでも近づくことだ。そして、外的な刺激と人脈、これも大切。2020/04/15

ミライ

35
クリエイターの頭のやわらかさを徹底分析した著書。優秀なクリエイターは新しい価値を「ひらめく」ではなく「見つけて」おり、それには新しい視点からものを見ることが重要。さらには頭の中で編集しながら発見しているという、そのあたりの発見のしくみを学ぶことができる。内容は読みやすくわかりやすい。2019/01/12

Tenouji

21
「アタマのやわらかさ」を「編集」という行為から、非常に丁寧に、わかりやすく解説しています。編集とは、「組み合わせ」による思考の工夫によって、対象となるモノや人、情報などの価値を固定させずに、新しい可能性をさぐること。さらには、自分自身も、組み合わせの要素として考えることで、新たな可能性を発見できるのでは、とも。組み合わせと差異から、そこに意味を見出すというのは、人間の心の動き、そのもの。ただ今の時代は、前提となる、社会の共通項を見出すことの方が、難しいかもしれないのだけれど。2018/11/29

てつJapan

14
【◎】かなり良かったです。「子供の発想を取り戻す」「常識を疑う」「新しい価値を生み出す」=創造性 というのは誤解とのことです。じゃあ何、という作者の出した一つの解がこの本で分かります。2019/10/08

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