内容説明
一九九七(平成九)年三月、渋谷・円山町のホテル街で殺された東電エリートOL。昼は仕事を完璧にこなし、夜は渋谷で売春行為を続けていた。一九七二(昭和四十七)年六月、都心のホテルで美人歯科医が絞殺。部屋には強い香水のにおいが充満していた。一九五九(昭和三十四)年三月、杉並区・善福寺川で女性の水死体が発見された。外国人神父が犯人として有力視されるが、突然の帰国で捜査は打ち切りとなった。三大事件はいずれも女性が被害者となった迷宮殺人。女性の社会進出や時代の根底にまで迫った未解決事件ファイル。
目次
東電OL殺人事件―一九九七年
女医殺人事件―一九七二年
スチュワーデス殺人事件―一九五九年
著者等紹介
朝倉喬司[アサクラキョウジ]
1943年岐阜県生まれ。早稲田大学文学部中退。「週刊現代」記者を経てノンフィクション作家となる。犯罪評論家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 潮風テーブル 角川文庫