内容説明
暗黒組織セラーリアに属した女性たちを発端として、「組織の女」としての宿命を持つ女性たちの数奇な運命を綴る。遙かな時の流れ、遠い宇宙の星々を超えて描き出される深遠な物語。最高の快感と強烈な苦痛を伴う秘儀によって組織の女となったオルガは、ヴィー、メアリー、イブの三人を組織の女に引き入れ、仲間を増やすことに喜びを見出していくが…。前作『愛よ、大宇宙まで』から視点を裏世界側に移し、抑圧され差別される彼女たちが明るくたくましく生きていく姿を映し出す。ハードSFシリーズ待望の第5弾。
著者等紹介
マモル・富田[マモルトミタ]
1937年1月20日生まれ、神奈川県在住。長年、大学で人類学の研究と教育に従事。03年にSF小説『宇宙と人類』(新風舎文庫)で作家としてもデビューを果たす。現在日本人類学会に所属し、大学講師として教鞭をふるう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 情報処理基礎演習