内容説明
地元の大学に入学した年、放送部に入った私は、あるとき地元放送局の三十分番組を任されることになった。インタビュー、脚本書き…。夏休み中、部室に通いつめて準備に没頭していた私に優しく声をかけてくれた先輩に恋をした。思いはつのるばかりだが、その思いは空回りを始め、部屋に閉じこもるように―。やがて拒食と過食の症状に悩まされることに。時は流れ、元気になって東京で働いていた私は、妻子ある人と付き合い、大人の恋も経験。「あれからの私の人生をぜひ伝えたい。好きだったあなたへ」。
著者等紹介
矢野純子[ヤノジュンコ]
1951年生まれ。高知県高知市出身。現在、東京都板橋区在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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