内容説明
あの日ふらりと散歩に出たりさえしなければ、その日はもっと平穏な一日になっていたに違いない―。人生の岐路。大学三年生の『僕』は就職か進学か人生の岐路にたたされていた。不安・焦り・迷い…頭を冷やすためにでた散歩で一人の女性と会ってしまった。八年間の思い出が走馬灯のように駆け巡り、学校生活の記憶や彼女のしぐさ、卒業後の夢などを語りあった日々が思い出された。二人にとって触れたくはないあの出来事も…。時間は容赦なく人を変えていく。哲学的観点を交えて心の変化を綴った恋文。
著者等紹介
遠途階礼[エンドオトモノリ]
岡山県生まれ。大学で主に西洋の哲学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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