出版社内容情報
《内容》 血管の処理を必要としない外科手術は,ほとんどない。従って,主要な血管とその周辺の構造との関係を,よく頭にたたき込んでおくことは,あらゆる領域の外科医にとって共通の,そして必須の課題である。本書は,この主要血管と周辺構造との解剖学的関係,及び主要血管への外科的到達方法について,熟練の外科医自らが,その豊富な手術経験を基に描いた,臨場感溢れる線画を中心に,明快・簡潔な解説を展開する,最新の外科医のための局所解剖アトラスである。術前には,是非とも目を通したい一冊である。
目次
第1部 頭部と頚部の血管
第2部 胸部の血管
第3部 上肢の血管
第4部 腹部の血管
第5部 下肢の血管
第6部 血管の変異