内容説明
「病気と共に歩む」一風変わったコンセプトで、インド旅行の醍醐味を凝縮した紀行記。多くの国々を経て旅を続け、不安と冒険心を抱いた筆者は、インドへ入国した。ところが、ゴアからムンバイに向かう途中で、虫食いによる正体不明の皮膚炎にかかってしまう。以降、病気と付き合い、現地の医者やザックリー(地元の伝統医)との交流を得つつ、各地を巡っていくことに。カルカッタで立ち寄るマザー・テレサの教会、ダージリンで味わうダージティーといった観光の見所はもちろん、現地の人々との交流や移動中の苦労などが興味深く語られる。
目次
第1章 ムンバイ
第2章 アウランガバード
第3章 カルカッタ
第4章 ダージリン
第5章 シリグリ
第6章 ジャイゴンとプンツェリン
著者等紹介
橋本廣[ハシモトヒロム]
1979年東京都生まれ。都立高校卒業後、優秀な成績で予備校を卒業するも、大学受験に失敗。ニート、フリーターとしての生活を繰り返す。就職前に「大きな冒険をしよう」と世界(ユーラシア横断)旅行に旅立つ。『シックストレイル―病気と歩いたインド旅行』をその旅行の一部をもとに執筆。帰国後、旅行前に取得した宅地建物取引主任者資格を使い、不動産会社に就職するが、1年もたずに自主退社。現在は休職中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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