父・片山哲を語る―誇り高き宰相・第四十六代総理大臣

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父・片山哲を語る―誇り高き宰相・第四十六代総理大臣

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784289023608
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3036

内容説明

終戦間もない混乱期に組閣した、第四十六代総理大臣・片山哲首相。熱心なクリスチャンであり、文学と芸術をこよなく愛する文人宰相として内閣支持率66%を得た、その高潔な人柄と政治業績、そして知られざる秘話を長男とカバン持ちの側近であった著者がいまここに初めて語る。

目次

平和社会の到来
世にも不思議な米国政府の新しき政策
片山内閣の誕生
西尾官房長官と和田経済安本長官(国務大臣)
一極集中政策としてのシュンペーター学派の採用
異色の米窪満亮初代労働大臣
片山内閣の倒壊
父の演説を初めて聞いてびっくりする
斉藤隆夫代議士の反戦演説
大政翼賛会の無謀な計画
MRA大会に出席
後半生の情熱
文人宰相・其一
文人宰相・其二
召天旅立ち

著者等紹介

清水純[シミズジュン]
1918(大正7)年10月、東京都本郷で片山哲、菊枝夫妻の長男として生まれる。中学時代に母方の実家、清水家の嫡子となる。1944年早稲田大学政経学部卒業後、朝鮮銀行調査部に就職。直後に応召、経理見習士官中に終戦を迎える。終戦後、片山首相の秘書官として内閣官房勤務。片山首相退陣後、1952年に丸山かほると結婚、1953年渡米し、サンフランシスコ州立大学に入学。その後、南カリフォルニア大学で外交研修員として在籍後、丸善石油に入社し、ロスアンゼルス、ニューヨークを経て1961年に帰国する。その後、日米石油の合弁会社役員を歴任し、65歳で退職後、現在に至る

落合信男[オチアイノブオ]
1928(昭和3)年8月東京市下谷区(現台東区)に生まれる。1951年早稲田大学文学部露文科に入学、1953年中央大学工学部入学。1955年同学部精密工学科卒業。三菱重工名古屋製作所に入社。同技術部ディーゼルエンジン設計課主任技師を経て、1987年定年退職し、日本科学技術センター抄録員、日本機械学会永年会員となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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