内容説明
日本史上最高の美談に垣間見える、人間の悲しい性。今、ここに真実が明らかにされる。始めに陰謀ありき。始めに韜い想いありき。構想１０年、執筆３年。あらゆる解釈を超えて読み継がれるべき忠臣蔵の到達点。
著者等紹介
朝乃大気［アサノタイキ］
１９６２年山口県岩国市出身。下松市在住。県立高校教諭。『非忠臣蔵』で第二十七回新風舎出版賞フィクション部門最優秀賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kayak-gohan
15
将軍綱吉謀略説。松の廊下での刃傷から浪士討ち入りまで忠臣蔵の本編とされるが、その前後の経緯を含めた一連のストーリーがその仮説を基に展開する。後出しジャンケン的な叙述もいくつかあって、絶対視はできないが、登場人物の性格面を重視して事柄の背景にそれを絡ませているところが推理として面白い。2022/12/07
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